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2024.01.08カテゴリー:
経験することの大切さ
明けましておめでとうございます🎍 たすく横浜教室の吉立猛虎です!
例年よりも少し暖かい年末年始でしたね。皆さまどのようにお過ごしでしたか?
年末、私は自宅や、祖父母の家の大掃除で大忙しでした。そして、新たな気持ちで迎えた年始には、初詣に行きました。
毎年、高校の部活の同級生と同じ神社に行くことがルーティンとなっており、今年は1人来ることはできませんでしたが、他のメンバーで行くことができました。久しぶりに会った部活の仲間だったので、色々な話をしてとてもエネルギーを貰いました!
大掃除や初詣は、年末年始にしか経験できない年中行事ですよね。横浜教室でも、年末は子ども達に大掃除を手伝ってもらい、年始には書き初めや初詣、どんど焼きに行く計画をしております。😀たすくの教室では、長期休みに「特別プログラム期間」という、普段の療育ではなく、公共交通機関に乗ったり、お買い物をしたり、年中行事を実施してみたりする期間があります。この期間を通して、子ども達にたくさんの経験をしてもらい、その経験からたくさんのことを学んでほしいと思い、経験させたいことを考えながら計画を立てています。
今回の特別プログラム期間で、私は初めて「1からプログラムを企画する」という経験をしました。今日はその中で、私が企画した、「サンドイッチを作ろう」というプログラムを通して、私が感じたことを書かせていただきます。
まず企画の中で、サンドイッチを作るだけではなく、具材を購入する段階から取り組むことにしました。
今回は、自ら食材を購入してもらおうと計画を立てたため、あらかじめ子ども達をチームに分け、買うものを決めて、スーパーのセルフレジでの支払い方を手順書を見ながら遂行するための準備を行いました。いざスーパーへ向かうと、たくさんの商品の中から商品を探すことに、どのチームも苦戦していました。家族と一緒にスーパーに買い物に行ったことがある子でも、実際に自分で買う商品を探し出すということは、初めての経験だったと思います。
私たちは買う商品の場所を、商品の位置が書いてある看板を見て、ある程度の場所を把握しますが、商品を探す経験がなければ、どこを見たら欲しい商品が陳列されているか分からないのです。そんな中でも、頭上の看板の存在に気づき、看板を参考にして探し始める子もいました!このような新しい気づきもあるため、経験することは大切なのだと感じました。
そして、実際にサンドイッチを作る工程を子どもたちに教えるにあたって、自分自身が知る必要がありました。そのため、自宅でサンドイッチを作ってみました。実際に行ってみると、食パンにマーガリンを満遍なく塗ったり、サンドイッチを包丁で半分に切ったり、意外と難しいと思う部分が多くありました。これは、自分も経験しなければ分からないことでした。
今回の「サンドイッチを作る」という活動だけでも、子ども達にとっては初めての経験がたくさんありました。しかし、みんな、最終的には自分が作ったサンドイッチを、笑顔で美味しそうに食べていました。一つ一つの工程が子どもたちの力となり、今後の生活の糧となっていくのだと感じ、改めて経験の場を設ける必要性を感じたのと同時に、達成感のようなものも感じました。
子ども達には、この企画を通して、買い物や調理などを経験してもらいましたが、私も、企画書を書くこと、子ども達が動く場の構造化をすること、当日の動きを想定することなど、初めての経験がたくさんありました。計画の段階でどうすれば子供達が動きやすいのか、どうすれば子ども達に伝わるのか、そして、どうすれば子ども達に成功体験をしてもらえるのかをたくさん考えました。決して簡単なことではなく、相談を沢山して沢山悩みました。そして今回の企画の中での反省点、次回に生かしていくべき点も見つかりました。ただ、これらは自分自身が実際に経験をしないと分からないことでした。新しい経験をする中で、成功体験が積み重なっていくと、自己効力感を高めていくことに繋がり、また次も頑張ろう!という気持ちになるのだと、身をもって体感しました。
たすくは、「子どもたちに、挑戦と再挑戦の機会を!」という理念を掲げています。その言葉通り、私は、こどもたちが挑戦できる環境を沢山つくっていきたいと思っています。それは将来へ向けた力をつけるためです。そして、私自身も、たすくでさまざまな経験をさせていただく中で、子ども達と一緒に成長したいと思っています。お子さんの将来を考えて、身近なものからでも挑戦の機会をつくっていきましょう!
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個性を理解して、才能を伸ばす
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