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2022.11.28カテゴリー:著者:真田 翠里

私を成長させてくれた高校3年間

こんにちは。TASUC横浜センター南教室の真田翠里です。

みなさん、先日のワールドカップはご覧になりましたか?
歴史的大勝利にとても感動しました⚽️

さて、本日は私が学んだ人間性の話についてお話しさせていただきます。
私にとって、高校3年間が、ハンドボールも人間性も1番成長した3年間だと思っています。
高校に入学した頃の私は、顧問の先生に、「性格が悪いから、人間性を直せ」と何度も何度も怒られました。
当時、「なんでそんなこと言われなきゃいないんだ!」「ハンドボールに関係ない!」と思っていました。

しかし、今振り返ってみると、中学時代のハンドボールはとにかくがむしゃらで、自分勝手なプレーが多かったと思います。
そのプレーや学校生活を見て、顧問の先生は私の課題を見抜き、部活動だけでなく、学校生活、体育の授業でも指導してくれたのです。

当時、体育の授業のペアは仲良い友達と組んで和気藹々と取り組んでいました。
そこで、顧問の先生は、私に普段組まない友達と組むことや運動が苦手な子と組んで教えることを提案してくれました。
その経験は、相手のことを考える機会になりました。
普段はあまり関わらないクラスメイトと一緒に授業を受けることで、相手がどんなことに困っているのか、どのような声掛けをすればいいのかを考えるようになったのです。
そして、ペアの友達が苦手を克服し、できるようになって笑ってくれたり、ありがとうと言ってくれたりして、私も嬉しくなったのを今でも覚えています。
だんだん、私は、先生に言われることなく、自分から積極的にいろんなお友達と関わるようになりました。

高校3年生の時、不登校気味の友達がいました。
特別仲が良かったわけではなく、たまにお話しする程度の友達でした。
私は、その友達に対して、毎日元気に挨拶を続けました。
どんなに遅刻しても、必ず「おはよう」と声をかけ、時には「もう午後だよ?」「今日遅いんじゃない?」と冗談ぽく挨拶していました。

卒業式前日、担任からその友達の出席日数が卒業式に来たらぎりぎり足りるとお話がありました。
友達には「明日絶対来てね」と声をかけてから私は帰宅しました。

次の日、卒業式はクラス全員で出席し、無事卒業することができました。

卒業式後、その友達と話していると、
「毎日、何時に来ても翠里ちゃんが元気に挨拶してくれたから、学校に来ようと思った」と言ってくれました。
その言葉を聞いて、私がやってたことは正しかったんだと思いました。
正直、毎日毎日、挨拶されて、鬱陶しいと思っていないのかな?嫌われてないかな?と思ったこともありました。
でもその友達の学校に来たいと思うきっかけになっていたことを知り、とてもうれしかったです。

私が何気なくできるようになった人との関わり方を教えてくれたのが部活の顧問の先生です。
卒業間際に顧問の先生から、「真田は、私の自信作」と最高の褒め言葉をいただきました。

この言葉を私は一生忘れないと思います。人生で1番怒られたのは間違いなく高校の顧問の先生です。
私の本質を見抜いて、根気強く指導し続けてくれた顧問の先生がいたから、
私はハンドボールだけでなく、人間的にも成長することができたのだと思います。

まだ成長しきっていない学生時代に、恩師に出会うことができたので、私は成長することができました。
だからこそ今関わっている子どもたちには、
今からいろんな経験をして、さまざまな大人と出会って、成長していってほしいと思います。

私自身、大人の力を借りて成長してきました。
だから、私も「思い返したらいい先生だったよね。」「勉強だけじゃなくっていろんなことを教えてくれたね。」
と言ってもらえるような大人になりたいと思います。

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