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2024.12.31カテゴリー:著者:鹿島真知子

無限の可能性を信じて✨

こんにちは。TASUCの鹿島です。

あっという間に一年が過ぎようとしています。
年々、時間が早く過ぎると感じるのは、生きてきた時間と相対的に一年が短くなるからだという話を聞いて、5歳にとっての1年と50歳にとっての1年の長さが違うのは当たり前だなと、妙に納得しました。

年末は、恒例の「教材マスターの集いMAX」が開催されました。
全国の教室による家庭療育の実践発表の場です。
北は札幌から南は鹿児島までの14教室の家庭療育の実践は、成長の軌跡を分析的に辿り、希望を与えてくれる内容ばかりでした。

横浜教室からは「本人の意思を知る〜感覚過敏による不登校からの歩み〜」をテーマに高3のお子さんの実践を発表しました。
小さい子の泣き声に強く反応してしまい心を傷めてしまっていたお子さんの、学校へ行かない選択と、行く選択、社会で活躍するための歩みについて振り返ったものです。
心を守りつつ、行ける場所、一緒に活動できる人を増やしていき、放課後登校から、一部登校、日中登校を可能にし、自立登校、修学旅行・文化祭参加もできた本人とご家族の軌跡は、愛と努力に満ちていました。

もちろん順風満帆な訳はなく、壁にぶち当たり、スモールステップで乗り越え、前進したらまた困難が待ち受け、ちょと後退りしながら、また、前進する方法を考えることの繰り返しでした。
「前進」というのも、まっすぐ進むイメージだけではなく、回避しながら次の到達点に向かうこともありました。

彼は、「行動レパートリー」をたくさん持ち、それらを選択する力をつけること、事実や自分の気持ちを振り返るための言葉を学ぶことにより、確実に可能性は広がっていくことを示してくれたと感じています。

彼はあと3ヶ月で学齢期を終えます。社会に出るためには経験不足が多いと判断し、社会福祉法人宝もので学び続けることを選択しました。

脳は30歳頃成熟すると言われています。とすれば、彼はまだまだ脳を育てている最中と言えます。だからこそ、脳を刺激する体験と学びにより、彼の可能性をもっと広げることができると考えています。
そして、30歳になっても、成熟した脳を使って、さらに次のステップを踏むことができるのではないかと考えています。

今日は、2024年最後の日。
今年もたくさんのブログを読んでいただき、ありがとうございました。

最後に毎朝読んでいるナビゲーターの中の、大好きな一説をご紹介します。

人にはリスクを冒す尊厳がある
猿は森の木から草原に向かった。
人類は月を歩いた。
あなたはどんなリスクを冒しますか?
その堂々とした背中から、この世が希望の世の中であることを子どもたちは感じている!

2025年、無限の可能性を信じて歩み続ける年にします!!

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