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2023.01.28カテゴリー:著者:伊藤明美

流れを変えるトリム・タブ 〜医療現場からやってきたOTのお話〜

【発達障がいのある子どもたち(チャレンジド)とその家族のために、

一貫性と継続性のある

支援体制の構築に向けた課題への取組に寄り添う、連合組織】

この、一貫性と継続性!!まさにこの言葉に共感したんです!!!

改めまして、みなさん、こんにちは。

1月より仲間入りいたしました、伊藤明美 と申します。

現在は、横浜教室にて勤務させていただいております。

中学生と小学生の2児の母です。

今回は、私がどうしてたすくに来たのかの経緯を、自己紹介もかねてお話したいと思います。

私は、大学を卒業後作業療法士として、20年近く急性期医療の現場で働いておりました。NICUから100歳を超える高齢者を対象に、培われなかった能力や、失った能力の回復のために、日々リハビリテーションに励んでおりました。

また、管理職や、人材育成なども経験しました。

人との関わりの中で、いつも意識していたのは、

「その人にとっては人生のうちのほんの何週間もしくは何ヶ月の出会いかもしれない。だけど、その少ない期間での関わり次第で、その人の人生を大きく左右させる分岐点にいるんだ。だったら良い影響を与えられる人でありたい」ということ。

医療現場は、厚生労働省が定めた時間と、期間の中でしかリハビリテーションを行うことができません。

まだまだやりたいのに…、あと少しでしっかりコツが掴めそうなのに…、

と名残惜しい気持ちを残して去っていく方々を多く見送って来ました。

当然不完全燃焼の私。

もっと納得のいくまでしっかり関わりたい。私の手から離れたとしても、しっかりフォローできる体制が欲しい。など不明瞭ながらも沸々と感じていました。

そして40歳を迎え、コロナ禍、大きく時代の流れの変化が加速した頃、この先の人生を考えた時に、一人の親として、大人として、作業療法士として、これからの子どもたちに残せる地球・社会づくり、がしたいと明確になり、思い切って外に飛び出してみたのでした。

そう思ったら、どんな方々が地域で活躍されているのか、

夢を叶えるにはどうしたら良いのか、

情熱ある作業療法士さんが活躍している現場はないのか、

などの視点で物事を見始めていました。

もちろん世間知らずだったこともあって、病院を退職して2年近くは色々もがいたりもしましたが、ご縁があって、たすくに出会うことができました。

ベンツを買おうと思ったら、街中ベンツばっかり走っているのが目に止まる、という様に、脳は見たいものを見せてくれる。まさに「引き寄せの法則」ですね。

たすくに入って、今思うのは、

自分がどのような立場にいても、今できることをすることが重要。どんなに小さなことでも、自分ひとりが行動を起こすことで、ムーブメントのようにたくさんの人に良い影響をもたらしていけるよう、自分が、トリム・タブになる!!

です。

トリム・ダブとは、舵についている小さな舵のことです。

トリム・タブ自体は小さなものなので、比較的簡単に動かすことができます。これを動かすことによって、水の抵抗力をコントロールし、水流を利用して大きな舵を動かし、大きな船の方向を変えたり進めたりすることができます。

自分が行動することは取るに足らないことかも知れないけれど、行動したということが重要だと思って、歩みを止めずに、たすくの皆様と生きていきたいと思っております。

こんな私ですが、どうぞよろしくお願い致します。

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