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2021.10.05カテゴリー:著者:吉澤竜之介

新型コロナウイルスと共存していく上で感じたこと〜表情の大切さ〜

こんにちは。

吉澤です。

9月30日緊急事態宣言が全都道府県で解除となりましたね。

緊急事態宣言も解除されたのは東京では7月12日から81日ぶり、

神奈川も蔓延防止対策を含む完全解除は4月ぶりとのことです。

本当に長かったけれども、これが出口ということでもないので引き続き対策をとって生活をしていくことが必要です。コロナ前の生活が恋しいですね🍺

コロナが流行したことで世界中の生活・価値観・仕事が一変しました。

その中でも見た目としても大きく変わったのは『マスク』ではないでしょうか。

今までこんなにマスクをしたことなかったですよね、少なくとも私はあまりする方ではなかったので最初の頃は耳がちぎれるかと思うほどマスクに慣れていませんでした💦しかし今は着用していて当然という世の中。

マスク生活の大きな弊害、それは、キチンと顔を見られないこと。

女性だったら少し化粧をサボれるかしら、男性だったらちょっとくらいヒゲ生えてても平気かな。と大人である我々は少しマスクに甘えられる部分もありますが、顔を見られないということは表情を読み取れないんですよね。

目の前の人がマスクを外したら自分の想像していた顔との違いに衝撃が走る💨なんてことも多いのではないでしょうか。笑

これは通常のコミュニケーションでも大きいですが、仕事上も子どもと関わることが多い私は、子どもたちにしてみたら想像以上のダメージがあることに直面しました。

子どもは周囲をよーく見ています。そして人の表情もよーくよーく見ているんです。マスクをしていては表情を見られないため感情が伝わりにくく、それは何よりも大事な信頼関係が築き上げ難いことなのです。

『えらかったね』『よくできたね』なんて言葉だけで褒めらると子どもたちは意図を汲み取れないのではないかと言われていますし、何より赤ちゃんは色々な人の顔やその動きを見て表情を学んでいきます。

その時重要なのが、目・鼻・口。この全てが揃って赤ちゃんはこれは顔だと理解して、その後で喜怒哀楽の顔の区別を学習していくと言われています。

こうやって身につけていく生きる力。そしてこれはのちに相手の気持ちを理解する力とも大きく関わってくると思うのです。

怒った顔、悲しい顔、笑った顔、困った顔、今まで何気なく収集していた情報がマスクによって遮られる。

しかしマスクを外して外に出るわけにもいかないので、共存していく工夫が必要ですね。

場面によってフェイスガードを使い分ける。ボディランゲージをいつも以上に使って表情が見えない分体で感情を表現するなどなど。
嘆いてばかりでもしょうがないのでできる限りの予防と最大限の工夫をしていくことが大切です。

家庭で子育てしているお父さん、お母さんはマスクを外していーっぱい顔を見せてあげてくださいね。

さて、そんなコロナ禍で大きく変わったもう一つのことは『ZOOM等のビデオ通信』ですね。

私がいた保育の世界はアナログ(書類とかまだまだ手書きの文化が強いんです・・・昨今だいぶデジタル化が進んできましたが)でした。そんな私でも研修や会議くらいは実践していましたし、理解していましたが、たすくに入社して身体づくりや勉強会をデジタルで行なっている様子を初めて見た時には、メンバーさんと繋がる手段としてこんな使い方があったんだと衝撃でした。

今回、緊急事態宣言が明ける前。近隣の小学校は分散登校やZOOM授業などで対応をしていたそうです。顔を合わせることに越したことはありませんが、その場にいなくてもつながることができる手段があることで、今後教育・療育・保育の常識は変わっていくのかもしれません。

私もコロナ禍でもできること、コロナ禍だからこそできることを見つけ前向きに日々取り組んでいけたらと思います。

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