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2024.02.09カテゴリー:著者:猛虎吉立

文章力を鍛える思考日記

こんにちは!たすく横浜教室の吉立猛虎です。2024年になり、早くも2月になりました。私は入社して10ヶ月が経ちそろそろ2年目を迎えようとしています。

入社したての頃は、大学生時代と全く異なる日々のルーティンに疲れてしまうこともありましたが、今ではそれに慣れて日々楽しみながら療育を行うことができています。

少しずつ知識も増え、子どもたちと関わっているうちに、自分の対応が上手くいくことも増え、自分の引き出しが増えてきた!と感じられることが多くなり、とても嬉しいです。このような日々があるので、大変でも、明日も頑張ろうというエネルギーをもらえるのだと感じます。

 日々子どもたちから刺激を受け、その刺激をもとに最近頑張っていることが一つあります。それは「思考日記を毎日書くこと」です。

 以前から文章を書くことが苦手で、語彙が少ないと自覚しながらも、学生時代は自分の文章力を上げようと思っていませんでした。そのような状態でたすくに入社して、様々なレポートを書くようになりました。自分の意見を論理的かつ相手に伝わるように書くことに非常に苦戦しており、なかなか上手く書くことができないと思っている今日この頃です。

単純な知識不足や、0から書き始めることの苦手さなど、色々なことが頭に浮かんでいますが、私は語彙力が足りていないこと、そして自分の意見をまとめられていないということが、大きな要因なのではないかと考えました。

例えば、語彙が足りないという点では、自分の思いを適切に表現するための言葉が浮かばないことが悩みです。そして文末が「思いました」「感じました」と単調になってしまうことも語彙力の乏しさが影響していると考えます。

自分の意見をまとめられていないという点では、話の軸を決めてから構文することができておらず、色々な話題を集めて文章が作られている状態です。そのため、着地点が見つからずにまとまりのない内容になっています。

 「相手に伝わりやすい文章を作れるようになりたい!」と思い、まず私は文章力向上のために、思考日記に取り組むことにしました。

思考日記は起きた事象に対して、自身がどう思考したかを書くものです。文章構成や表現方法を考え、相手に書いた内容が伝わるように書く必要があります。

たすくには思考手帳を書いているお子さんがたくさんいます。お子さんたちは、毎日思考日記を書くことで、その日の出来事を言語化し、そのことに対して思考を深め、自分の感情を適切に表現するための方法を学んでいます。

 私が現在行っている自分の課題点に対してのアプローチを以下に書きたいと思います。

①語彙力の少なさに対して

・ニュースやレポートなどを見て、知らない言葉や上手く使えそうにない言葉を調べる

・ある言葉の類義語を調べて語彙を増やす(感情言葉辞典、語彙力図鑑が使いやすいです)

・覚えた言葉を実際に使ってみる

②文章のまとまりを作ることに対して

・軸を決めてから文章を書く

・知識を深めて、軸に肉付けする形で書く

これらのことを意識して文章を書くことを頑張っています。

 思考日記を他人とお互い見せ合うことも、相手の表現方法を知り、必然的に文章構成スキルの向上や語彙の増加に繋がります。そして、思考手帳を毎日書き続け、初めの頃の自分の書いた内容と比べることで、どれだけ成長したかが目に見えて分かります。

 思考日記は相手に分かりやすく自分の意見を表出するための手段です。思考日記を書く手前にいるお子さんは、絵カードを使用するなど、それぞれの子どもがそれぞれの段階にあった表出方法で学んでいくことが必要です。その時自分が思っている思いや気持ちにぴったりな言葉を見つけて、相手に分かりやすく伝えることができるようになるために、表出のためのツールを使用して、一緒に研鑽していきましょう!

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