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2020.11.04カテゴリー:
挑戦する機会を奪わない。
こんにちは
たすく横浜教室の城日菜子です。
今日は、私の大好きな、長崎のスターバックスで働いているKくんについてのお話をします。
Kくんは、年齢は私の2つ下で、妹と同じ特別支援学校に通っていた先輩です。
住んでいる地域が近かったこともあり、妹とも仲良くしてくれていました。
そんなKくんは、スターバックスで働きたいという夢を持っていて、高校時代の実習もスターバックスに多く行っていました。
実習が決まった彼はよく私に「城さんのお姉さん。飲みに来てください」
と言い、私が「何月何日の何時に行くね」と指定して言うと、彼はとっても嬉しそうに笑っていました。
彼が実際に働き出してからも、私は何度か飲みに行きました。
そのたびに彼は、笑顔で会釈をしてくれました。
いつ行っても、笑顔で、生き生きと働いていました。
「〇〇で働きたい。」という夢があれば、そのためにどのようなスキルが必要なのか一緒に考え、全力で応援することが私たちの仕事です。
夢の実現は、決して簡単なことではないですが、”できないよね”と最初から諦めることはベストな選択ではないと思います。
スケジュールを視覚提示したり、手順書を作ることで、”こんなことができるようになった!”ということもあります。
そして、もう一つ大切なことは、様々な経験をするということです。
スターバックスに行ったことがなければ、スターバックスを知らないわけなので、
そこで働きたいとは思わないですよね。
この子はここには入れないから(もちろん、感覚の問題があるのに、強要する必要はないと思いますが)という視点ではなく、
”どうすればできるだろう?”と、案をたくさん出すことが、様々な経験をするためのポイントです。
たくさん案があれば、”まだこの方法がある!”と、ポジティブに取り組めますよね。
また、心配していたら、案外大丈夫だった、ということも考えられるので、決めつけてしまわないことが大切です。
最初から無理だと諦めないこと。
たくさんの案を出して挑戦してみること。
私は、挑戦する機会を、奪わない視点が大切だと、常日頃から思っています。
ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!
たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,13年の歴史がある療育専門機関です。
私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。
お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。
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個性を理解して、才能を伸ばす
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