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2023.08.20カテゴリー:著者:鹿島真知子

将来を見据えた学齢期の過ごし方〜体験から学ぶ〜

こんにちは。たすく横浜教室の鹿島真知子です。

夏休みも終盤。
宿題に追われているお子さんもいらっしゃるのでは・・・?
私は、小学生の夏、最後に辻褄を合わせようと思ったら、天気を記録していなかったので、慌てたことを覚えています😅

今年の横浜教室の夏は、中高生たちと一緒に様々な職場見学、職業体験をする機会を得ました。
私たちの仕事は、子どもたちの特性を活用して学びを進め、彼らの生涯を豊かなものにすることだと考えています。
療育教室に通うお子さんは学齢期がほとんどですが、人生100年時代と考えると、その先の人生の長さに圧倒されます。
大人になってから、自分の意思が尊重される生活を営み、ご両親が安心して自立を見守ることができるための、学齢期の過ごし方の重大さをひしひしと感じています。
今回の職業見学・体験も、「今」だけではなく広い視野を持つために設定しました。

そこで痛感したのは、身体の視点です。
作業内容だけをみると、手順が明確であれば、できる仕事はたくさんあります。
でも、立ち方の歪みが見られ、作業効率が悪いだけでなく、長く立っていると身体を壊しそう…
障害のある方は、老化が平均より早いと言われています。
ということは、バリバリ働ける期間が短いであろうと想像できます。
実際、40歳を過ぎるとそれまでと同じペースでの仕事が難しくなるケースも多いと聞きます。

たすくでは、「まっすぐ座る」ことを重視して机上学習に取り組んでいます。
それと同時進行で、体幹トレーニングも行っています。
今回の体験はトレーニングを積み重ねてきた子たちばかりの参加でした。
毎日筋トレをしているので、私なんかよりずっと筋肉はついている子たちです。
それでも「まっすぐ立つ」はとても難しいことなのだと痛感しました。

彼らの強みも感じました。
どんな手順で行い、どこまでやったら終わるのかがわかったものは、最後まで手順どおりに取り組み続けることができました。
手順書、スケジュールを活用してきたからこそ、発揮できる力だと思います。

これからの療育プログラムに反映できそうなことが見つかり、収穫の多い夏でした。
秋は、冬休みに向けての種蒔きをしていきます!!



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