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2022.12.04カテゴリー:著者:佐藤歌恋

将来の仕事を考えるために経験を積もう!

こんにちは!たすくの佐藤歌恋です。

いきなりですが、みなさん!
子どもの頃「夢」はありましたか?

誰しも何度かは、子どもの頃に「将来の夢は何?」と聞かれたことがあると思います。

ちなみに私は、園児の頃は「うさぎ」、小学校低学年の頃は「人魚」、高学年になったら「バイオリンニスト」
中学生になったら「バイオリンの先生」、高校生になって「学校の先生」か「看護師さん」でした。

高校生の進路相談の時に、担任から「君は何になりないんだい?」と聞かれた時、
世の中にある仕事なんて、両手の数ほどしか知らないな〜。と思ったことを今も鮮明に覚えています。

低学年までの夢はさておき、高学年からの夢は「自分が知っている職業」を口にしていました。
知る術としては、身近な大人が就いている職業で、
私が知っている職業の名前は、学校の先生、看護師さん、お医者さん、警察官、お店の店員さん、習い事の先生くらいのものでした。

高校2年生になっても、私は「教育とか、福祉とか、人と密に関わる仕事がしたいです。」と曖昧にしか答えを持っておらず、
「社会学を学んだらどうだ?」という先生の言葉に救われて、大学の社会学部に入りました。

大学生になって上京し、世の中には様々な仕事があることを知りました。

バイトをしようと思って、店頭やネットで情報を集めたり
友達にバイト先の話を聞いて、様々な仕事があることを知ったり
大学のフィールドワークの中で様々な分野の人と絡んだり
友達が自分とは全く違う業種への就職活動をしていたり
自分の就職活動をする中で「仕事とはどうも、こういうものらしい…」と知っていったり

4年間の大学生活というモラトリアムな時期を過ごさせてもらった私でも
社会人になりたての頃は、社会人ギャップに苦しみ、
自分は何にも出来ない人間だ。こんな自分がなぜこれまで上手くやってこれたのだろう。
と深く落ち込み、打ちのめされました。

「大人になったら何になりたい?」何気なく口にするこの質問ですが
選択肢がないと、なんと答えづらいものか!!と思うのです。

教室に通ってくる子どもたちはどうでしょう
好きなことはあるのだろうか?選択肢はあるのだろうか?
「仕事」という言葉を知っているだろうか?イメージがあるのだろうか?
選択するだけの経験はあるのだろうか?
子どもたちと関わっていると、この全てが不足していると感じます。

ならばどうするか、「経験の場を作ろう!」「選択肢を増やそう!」と言うのが私たちの答えです。

昨年度から、事業所や企業にご協力いただき、仕事の見学や体験をさせていただいています。

子どもたちにとっては「仕事」の意識はまだつかないかもしれませんが
「知っている!」や「やったことがある!」という経験から、選択肢の一つが生まれるといいなと思っています。

子どもたちが近い将来、「僕は、私は、これがやりたい!」と言えるように
私たちも努めていきます。

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