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2022.10.02カテゴリー:著者:佐藤歌恋

可愛い子には旅をさせろ!という言葉が胸に刺さった26の秋。

こんにちは!たすくの佐藤歌恋です。

突然ですが、私は秋が大好きです。

それは、自分が秋生まれだからというのもありますが

「〇〇の秋」というフレーズを使えば、どんなことでも趣深く感じられ

チャレンジにはもってこいの季節だと感じているからです。

私は今年で27歳になりますが、30歳という節目の年を目前としているせいか

自分の経験不足を悔いることが時々あります

私の子ども時代はというと…

早起きをして習い事の練習をし、車で学校に送ってもらって

1人で歩いて家に帰り、家に着いたら宿題と習い事の練習

ご飯やお風呂をこなして、1時間だけテレビを観て、また夜遅くまで練習。

まーまーな山の上に家があったこともあり、放課後友だちと遊ぶこともせず、

その時流行りのテレビや音楽にもあまり触れてこなかったので

流行にも敏感ではなく、

車社会の地域だったので、上京するまでほとんど公共交通機関を使ったこともなく。

と、まあ、情報不足、経験不足の塊だったのです。

大学を機に上京し、電車で学校に通い始めた時には

情報の多さにおどおどし、常にキョロキョロしながら歩いていたので、

数メートル歩くだけで宗教勧誘のチラシで両手がいっぱいでした…

そうは言っても

習い事にこれでもか!と打ち込めたり、家族と季節毎に山菜採りに行ったり、

川で遊んだり、畑で野菜を育てたり、庭でBBQをしたり

私にとっては大切な子ども時代でした。

先日、ぽこっとお休みができたので、1人で少し遠くへ行ってみようと

行き当たりばったり旅をしてきました。

行き先だけ決めて、気が変わらぬうちに出発。

乗り換えナビで電車を調べながら電車を乗り継ぐ。

考えてみれば、1人で3時間以上の距離を移動するのは初めてで

更に、私の友だちは旅好きが多く、エスコートしてもらうことも多かったので

私にとっては人生初の試み。

お恥ずかしながら、特急券を買うのも初めてで、座席に座るまでドキドキしていました。

電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、恐る恐る苦手なバスに乗って、遂に目的地に着いたとき

私は無意識にニヤリとしていました。

この時の気持ち、

目的地に着いた!という達成感と、1人でできた!という自信

教室で見る子どもたちのニヤリ顔の裏にある気持ちと同じかもしれない!

と思いました。

「かわいい子には旅をさせろ」とは

子どもに「出来た!」を実感させること

そして、「また挑戦してみたい!」という思いを生むことだとも思います。

私は十分、両親に育ててもらい、送り出してもらいましたが

日々関わっているお子さんたちにしたら

一人旅に出してもらえるだけでも「自分は信頼されている!」と

嬉しく思うのでないでしょうか。

そんなふうに、少し子ども時代に戻って考えてみた、

今回のブログでした。

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