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2025.04.19カテゴリー:著者:城日菜子

切り替えスイッチ!

こんにちは!たすく横浜教室の城日菜子です
新年度が始まり、4月も気がつけばもう中旬!皆様いかがお過ごしでしょうか🌟

新年度の始まりは、「期待」「不安」「緊張」「楽しみ・・・」
色々な気持ちが交錯している子供たちが多いな〜と感じています。
私も、どちらかというと新年度は苦手なタイプで
担任の先生が誰になるとか、仲がいいお友達がクラスにいるだろうかとか
そういうことばかりを気にして春休みを過ごし、
そんなに社交的なタイプでもなかったので、新年度が始まってからも
1ヶ月くらいは、クラスの友達の様子を見ながら過ごしていました😅
楽しいことももちろんあるけれど、どうしても「大変」ということが
打ち勝ってしまう可能性が高いこの時期。前向きに過ごすためには
どのような工夫があるでしょう?

先日、ある男の子から、(この先は、Aくんとします)
「城先生へ。僕は今日嫌な事がありました。現在僕はさっき泣いて暴れて心が傷つきました。どうすればいいですか。僕は心が深く傷ついています。」
というメッセージが届きました。
新年度だろうと、新年度ではなかろうと、こんなことって、ありますよね。
私はAくんに、「楽しいことや、面白いことに、目を向けてみるのはいかがでしょう?」という返事を送りました。
その後、「ありがとうございました」と返事が返ってきました。

今年中学3年生になったAくんは、ネガティブな事象があったときに
「神様に頼んで、悪い記憶を全部消してほしい」
と、私に言ってくることがありました。
でも、悪い記憶を全部消してくれる神様って、現実的に現れなくって💦
結局は、自分の力で、なんとか気持ちを切り替えるしかないのですよね。

少し前に、Aくんのお母さんから、「お茶を飲んで切り替える、という術を身につけた様子です」という、嬉しい報告を受けました。
しかし、そのちょっと後に「お茶を飲んで切り替えられた、のは、続きませんでした💦」という報告を受けました😅
その後も、切り替えられた日、切り替えられなかった日、という日、波はあったようですが、
「切り替えられた日」という実績を積めて、Aくんの中で「お茶を飲んだら気持ちが切り替わる」という意識が芽生えてきたように、私には見えました。

私が思うに、この、「切り替えスイッチ」は、手数が多ければ多いほど、いいのかな、と思っています。
あの手この手で、視点を変えて、スイッチを押して。
ネガティブな状況に、目を向け続けないことが、心を痛めない方法なのかな、と思いました。

不安があって、学校に行きたくないな、と思う日、落ち込んじゃう日、あると思うけれど
Aくんは毎日、頑張って学校に行って、お勉強しています。
葛藤しながら、自分のペースで切り替えながら、
不安定な新学期を乗り越えていきたいですね🌟

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