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2025.03.18カテゴリー:著者:清田航大

休憩~脳を適度に休めよう~

休憩 ~脳を適度に休めよう~

こんにちは。TASUC横浜教室の清田航大です。
3月に入り少しずつ春の陽気が感じられる日が増えてきました。
4月からは新しい環境での生活が始まる方も多いと思います。
頑張りすぎてしまい「五月病」になってしまうケースも見られるので注意が必要ですね。
今日は、頑張りすぎて限界を迎えないための「休憩の取り方」についてお話ししようと思います。
学習や、作業をしていると、どうしても「疲れ」が発生しますよね。
そのまま活動を続けてしまうと、作業効率の悪さにつながります。

たすくでは、年に一回「アセスメント」を実施し、「J☆sKeps™」という評価を行っています。
「J☆sKeps™」は、お子さんの現在の力・主体性を図るための評価なのですが
その項目の中にも、「5分以上、座ったり、横になったりして、休むことができる」という項目があります。

ASDのお子さんの中には、過集中の傾向があるお子さんが多くいます。休憩を取らずに作業を続けてしまって、どっと疲れてしまったり、気持ちを休める方法を知らずにストレスを溜めてしまったり、ということが考えられます。
ですので、適度に「休憩する」ことを教えています。
ただ、「休憩する」と言っても、休憩の方法を知らない子、レパートリーが少ない子もよく見られます。
ありがちなのは、「休憩」と言われると、ゲームをしたり、おもちゃで遊んだり・・・これでは、脳が活動しており、「休憩」になっていない状態です。ですから、「ご褒美」と「休憩」と、活動を棲み分けしておくことがポイントです。

私は、休憩の際にはよくお菓子を食べるようにしていました!また、専門学生の時は「ポモドーロテクニック」という25分課題を行なって5分間休憩する勉強方法を使っていました。適度なタイミングで休憩をしっかり入れることで勉強時間も高校生の時より長く持続できていたと思うので休憩は必要なんだなと実感しました。

休憩の設定のコツとして、再始動がしやすいように、5分~10分くらいにすることがおすすめです。その中で、糖分を取ったり、少し目をつぶったり、坐禅を組んだり・・・いろいろな方法があります。また、ふわふわしたものを触ることや、お母さんとハグをすることで気持ちを休めていた、という子もいるので、その子にとっての休憩の仕方を探してみることが大切ですね。

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