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2024.12.10カテゴリー:著者:城日菜子

ポジティブワード変換

こんにちは!たすくの城日菜子です!
早いもので、気がつけば2024年も、終わりに近づいてきましたね。
今年の夏は、異常な暑さで、10月頃までは夏のような気候でしたが
急に寒くなり、日照時間も短くなってきました。
太陽の光を浴びると、人の心をポジティブにするとされる幸せホルモン「セロトニン」の脳内分泌が活性化すると言われています。
つまり、 日照時間が短い冬は、日照時間が長い夏よりも、なんとなく元気がない…と
いうことが考えられます😅
実は教室の子どもたちの中にも、なんとなく気持ちが落ちているな・・・心がちょっときついな・・・という子がちらほら・・・
なんとなく暗く、気持ちが落ちがちな冬を乗り切るには、どうすれば良いのでしょう?

手っ取り早く、気持ちを回復させるために必要なのは「言葉」だと、私は思っています。
人間の脳は、ポジティブな出来事よりも、ネガティブな出来事の方が、よく記憶に残ってしまうそうです。
それは、人類の進化の過程で、人類は、生存のために危険から身を守らなければならず、
ネガティブな情報に反応しやすいように進化することで、危険を回避し、生存する確率を高めてきたからだと言われています。
確かに、嬉しい出来事よりも、辛い出来事、悲しい出来事の方が、よく覚えている、ということは身に覚えがあるような・・・
それは、「言葉」も同じで、「ポジティブワード」って、意外と忘れてしまうし
「ネガティブワード」には反応しやすく、頭の中に残ってしまいがち、だと考えられます。

大学の授業で、精神障害の勉強をしていた時、「リフレーミング」という用語を習いました。リフレーミングとは、「物事や状況の枠組み(フレーム)を変えて、別の視点から見る」という意味の言葉で、ネガティブな要素を肯定的なものに変えたり、新たな可能性を発見したりするために使われます。
例えば、「コップに水が半分しかない」のではなく「半分もある」
「飽きっぽい」のではなく、「好奇心旺盛」
「困難な状況」は、あると思うけれども、それを、「挑戦できる状況」だと考えられるか。
そういう思考をするためには、まずは「言葉から変換する」ことが手っ取り早い解決策だと、私は思っています。

今回このブログを書こうと思ったきっかけは、私が、母と話している際に、
ふと、母がかけてくれた言葉が、すごくリフレーミングされているな、と思ったからでした。
この時期になると、どうしても生じる、「来年度への不安」
進級、進学などを控える子どもたちも、少なからずあるのではないかと思っています。(私は結構、この不安は強いタイプでした。)
そんなこんなで、漠然と不暗点ばかりを考える思考になっていた私に、母が
「何もないから何もできない、じゃなくて、何もないからなんでもできる、なんだよね」という言葉をかけました。
その時なんだか、考え方が180度変わった気がして、「言葉の力って、すごい!」と思ったのでした。

気持ちを変えるためには、まずは言葉の変換から。
「ポジティブシンキング」のための変換をしながら、前に進んでいきたいな、と思った出来事でした。

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