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2025.02.28カテゴリー:著者:伊藤明美

いい姿勢で日々生きることが子どもたちの自立の第一歩!〜入会相談受付中〜

こんにちは✨

TASUC個別療育_横浜センター南教室の伊藤明美です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます😊✨

今、学齢期のお子さんは進学、進級の準備で慌ただしい日々をいる頃でしょうか。

新年度を迎えるにあたって、

楽しみやわくわく、一方で、ドキドキや不安などたくさんの感情を感じていると思います。

どれもみんな嘘ではなく、本当の自分の気持ちなので、蓋をせずに、じっくりしっかり味わって、感じてくださいね。

さて、TASUC個別療育_横浜センター南教室では、入会相談を受け付けています。

発達障がいに関する本やノウハウが溢れる時代になりました。
私たちは、子どもの身体の現状や発達のことについて勉強して、子どもたちに実践してきました。

その中で気づいたことは、

いい姿勢で日々生きることが子どもたちの自立の第一歩である

ということ。

「自立」という言葉通り、

自分の足でしっかり立てる身体をつくることが大切だということに気づきました。

いい姿勢で日々過ごすための身体づくりをするためには、子どもの発達との関係性がとっても大切になってきます。

今回お話したいのは、

その3月に開催される療育セミナーの第2回目のテーマ「身体づくり」につながるお話。

特に小さいお子さんは、遊びを通しての観点と、学齢のお子さんには発達の土台である「呼吸」、それぞれの観点でお伝えしていきたいと思います。

私が子どもたちと接していて、取り入れている身体づくりの内容で、遊びを通して原始反射の統合を目的としています。

原始反射とは、赤ちゃんが母親のお腹の中にいるときから産道を通って生まれるとき、生まれてから数か月、生きるために必要な機能を果たすために刺激に反応して身体が反射的に動くものです。
これは、脳の中の脳幹の働きで生命を守るための機能として備わっています。

例えば・・・
赤ちゃんが母乳を吸うときの口の動きをする吸啜反射
手のひらに指やモノを当てたらぎゅっと握る掌握反射など

赤ちゃんが自分の命を守り、発達・成長をするために必要な動きをするためにあらかじめ備わっている反射的機能です。

母乳で育つ、寝返り、ズリバイ、ハイハイなどの発達の過程で、この原始反射をしっかり使い切ることで、自分のカラダを自由にコントロールできるように発達していきます。

例えばハイハイの期間が短く、すぐ立つようになってしまったなど、原始反射を使い切らずに発達してしまったり、原始反射を使い切って発達しても学校や家庭の中でのストレスで、自分の命を守るためにまた原始反射が出てきてしまったりすることもあります。

原始反射の残存が生きづらさにつながっていってしまうのです。


物が触れると手をぎゅっと握ってしまう掌握反射が残っていると、鉛筆やお箸を持つときにも適切な持ち方をするときの力の加減や手の動きのコントロールも難しくなってきます。

このような原始反射を統合していくために身体にアプローチして、必要な時に原始反射をコントロールして使えるように統合していくために身体づくりでは、遊びや親子との触れ合いを通してアプローチしていきます。

そこで必要なのが、動きをとことんやらせてあげて次の発達に向かうために最適なのが遊びなのです。

たすくの療育のなかでは、支援者や親子で一緒に遊びながら、その子に必要な動きと原始反射が残っている場合は、どの原始反射が残っているか?を観察し、その子に必要な動きを遊びを通して原始反射を統合、発達の階段をひとつステップアップしていくことを行っていきます。

子どもはただ遊んでいるだけで、できることが増えていくために必要な動きを身につけていくことができます。

また、小学校低学年から上になってきたお子さんをみていて気になるのが、「呼吸」が上手くないということです。

発達に凸凹があるお子さんは、脳の発達の偏りや特性により神経が未発達の部分があるため、行動や思考に偏りが出ているという状態なので、その未発達の部分の神経を発達させてあげるためには、「呼吸」がとても重要になってきます。

人が人らしく情緒があり、学習やコミュニケーションを円滑に行うための発達のピラミッドの一番の土台は「呼吸」です。


普段、何気なくしている呼吸でも、姿勢や自律神経の乱れにより呼吸が浅くなっていることがあります。

発達は飛び級ができないので、順番に積み上げていかなければいけません。

一番の土台である呼吸が十分にできていないと、発達も次のステップに進むことができません。

神経の未発達の部分を発達させる、ちゃんとした呼吸ができるこれらにアプローチを行います。


先日、言語聴覚士の先生より、手技を教えていただきました。

触れるだけなので痛さももみ返しもありません。

療育の時だけでなく、保護者の方にもお家でできるホームケアをお伝えしているので、般化を狙って、子どもの身体づくりができるようにサポートしていきます。

そんな子育てを一緒にしていきたい方、ぜひTASUC個別療育_横浜センター南教室の門を叩いてみてください。

3月8日(土)16日(土)には、お子さんの理解のための講義と、具体的な教材を使ってワークショップを行います。

詳しくはInstagramをご覧ください。

https://www.instagram.com/tasuc_yokohama?igsh=ZXFvc3JpcjEzbWlv&utm_source=qr

重度の知的障害のある人たちでも、不思議な言動や行動そのものが、あたりまえに「肯定されている社会」を本気で実現したいと考えていますし、障がいの程度に関係なく、たくさんの方に思いが伝わる事を願っています。

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伊藤明美

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