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2020.10.28カテゴリー:著者:横浜教室スタッフ

「伴走者」になること。

こんにちは

たすく横浜教室の城日菜子です。

社内研修の中で、それぞれのキャッチコピーを作ろうという活動がありました。その中で私は、「伴走者」という言葉が似合うねと言っていただきました。

そこで思い出した話があるので、少しお話させていただきます。

私には、3つ下の自閉症の妹がいます。こだわりは強いですが、性格はとっても穏やかです。

妹が高校3年生の時、地域のロードレース大会で、私は伴走者として、一緒に競技に出場しました。

何度か試走に行く中で、ただ3キロ走ればいいんでしょ、と思っていた私の考えが、間違っていたことに気がつきました。

立ち止まり座ってどんぐりを拾い出してしまった妹をどう動かすか。(出場している方にはもちろん、一般の方もいるので)トラック内で周回遅れになった時に感じる視線にどう耐えるか。走っている道の途中に見えたコンビニに行きたいと泣き出した妹をどうレースに戻すか。

たった3キロで、問題は山積みでした。

そして迎えた当日。案の定トラックでは周回遅れになり、ロードに出ると座り込む妹。私は何度「じゃあ、10秒休憩ね」と言って数を数えたか。常に最後尾の白バイと一緒に走っていました。

それでも進み続けて、なんとかゴールを迎えました。

ゴールした後、妹はとっても嬉しそうに笑っていました。

好きでもないロードレースに出場させられて、姉にたくさん口出しされながら走って、絶対楽しくないだろうなと思っていた私は、その笑顔が衝撃でした。

この笑顔を見るためなら、もう一度伴走してもいいなと思いました。

伴走する際に大切なことは、一緒に考える、一緒に試してみる、一緒に乗り越えることだと思います。ただ隣を走るのではなく、とにかくたくさん考えて、失敗しても試して、どんなに辛いことがあってもそれに耐えて耐えて乗り越えることが、求められるのではないでしょうか。

私はたすくで、カテゴリー10(たすくオリジナルの個別の支援計画)を用いて、ご家族の伴走者になりたいと思います。家族が主役の長いマラソンの中で、一緒に考え、試し、乗り越えることが私たち、伴走者の役割だと思っています。

マラソンの伴走者は、ゴールまで、ずっと一緒です。

たすくの「ずっと一緒だよ!」と、似ていますよね。

ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,13年の歴史がある療育専門機関です。


私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。

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