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2023.02.16カテゴリー:著者:早稲田教室スタッフ

 『“般化”って大切?』

こんにちは。たすく新宿早稲田教室の髙信千亜樹です。
東京は先日雪は降りましたが、これが過ぎるとすぐに春がやってきます🌸
新年度に向けての準備は進んでいますか?

さて今回のブログでは、たすく療育で大切にしている視点、“般化”についてお話しします。
“般化”ってなに?
般化とは、
・特定の状況下で身についた行動が、他の状況でも現れる
・特定の状況下で身についた行動そのものの頻度や強度が上がる
ことを言います。
例えば、お家で身につけた手洗いの方法が園や学校でも実施できる👏といったようなことです。

“般化”ってどうして大切なの?
今回のブログでは『コミュニケーション』に焦点を当てて、お話します。
先日、行われたノルディック大会でこのようなエピソードがありました。
スタンプラリー形式で行われたノルディック大会で、ポイント地点に着くとシールがもらえます。複数の中から好きなシールを選んで、もらわなくてはなりませんはなりません。
しかも、配っているのは普段お話ししたことのない相手(家族会のため、保護者の方もそれぞれ役割をもって参加しています😌)

さてさて、ちゃんと自分の欲しいシールは伝えられるかな??
伝える方法は、お子さんによって違います。
①指差し👆
②「ぼくは〇〇のシールが欲しいです」🗣
③ママやパパと一緒に伝える🤝
などなど…。
そしてこの全ての方法をたすくの教室で練習しています。
①指差しは、指の形を作って、ターゲットを決めて指し示すことで相手により分かりやすく伝わります。

②言葉で伝えるときは、色や形、名称を伝えることで詳しく相手に伝わり、より円滑に。
📷お話しブック4語文の写真
③パパやママと伝えることで、安心してコミュニケーションを図る経験を重ねることができます。

そして、最後に相手の顔•表情を見るもポイントです😊

“般化”させるためには・・
まずは慣れた環境で使ってみる、使いこなすことが重要です!
教室やお家など、慣れた環境•慣れた人と一緒に練習を重ねます。
お子さん自身も使い方や、使った後の達成感を味わい、ママ•パパは支援の仕方、手伝い方を学びます。
これを繰り返すことで、ツールを使うことが自然になってきます。

教室やお家で使い慣れてきたら、実際に外や他の場所でも使ってみましょう💪
最初は、行き慣れた場所やある程度、先の行動が予測できる場所がいいと思います。
もちろんママ•パパのサポートは忘れずに!
今回は、たすくの家族会ということもあり日々の療育の成果や進捗を外で試す絶好の機会になりました。

“般化”へのステップは、お子さんや活用の場所によって様々です。
お子さんにどのような力をつけて欲しいか、今現在どのような力が必要かを見定めてからステップを考えていく必要があります。

これからも、お子さんが社会に出て豊かな経験を積み重ねていけるように、私たちも全力で挑戦と再挑戦の場を広げて行こうと思います💪

<ずっと一緒だよ!>たすく

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