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2023.01.04カテゴリー:著者:早稲田教室スタッフ

🦊きつねうどんママの子育て奮闘記〜③実践編🦊 

こんにちは、きつねうどんママ🦊です。
先日テレビのニュースで、サンタクロースが来日!とやっていました🎅
飛行機で到着した様子が映し出されていて、各地のイベントにも参加するとのこと。
一人で見ていて「よかった」と胸を撫で下ろしました。

12月はクリスマスやお正月、冬休みと楽しみがたくさん待っている季節です。
私にとっては参観や発表会が重なる、心がチクリとする季節でもあります。
我が子が幼稚園だった頃の私にとって、参観や発表会は、子どもの成長を楽しむ余裕などまるでなく、「ちゃんとできるか」だけを必死に心配。
発表会での我が子といえば、自信なさげな表情で、遠くや床を見つめてゆらゆらと立って、非常に目立っていたことを思い出します。

<はじめの一歩>
たすくに通い始めて、アセスメントを受け、相談して取り組んだことは色々あります。
今日は「運動」について書きたいと思います。

「机上での療育と平行して、運動で体幹を鍛えましょう💪」
と最初に先生から言われました。

学校生活での困り事を減らすようなことが療育と思っていたので、
今さら体幹だなんてそんな悠長な…と感じました。
でももうここまで来たらたすくを信じて、毎週出してもらう課題をとにかく真面目にやってみようと腹をくくりました。

<スモールステップが鍵>
専門家である先生が出してくれる課題は、素人の私から見ても非常にスモールステップでした。
バランスボールを使ったものや、数十秒間ポーズをとるもの。
それをひたすら毎日繰り返す。
ステップが多い分ゴールまで時間はかかりますが、
「出来た!」
が実感しやすく、モチベーションを保つのに繋がったと思います。

<モチベーションを保つ>
毎日続けるということはやっぱり大変です。
我が子のモチベーションも保たなくてはなりません。
機嫌やタイミングを色々試しながら誘ってみても「やりたくない!」と言われることもたくさんありました。
そこでどうにかモチベーションを保つためにと作ったのがこちらです。

シールやおみくじ、当時我が子が好んでいたものを使いながら、少しでも楽しみを作ろうと試していました。

<親だって大変だった>
でも実は、大人の私が毎日続けさせることの方がが大変です。
私の場合は今現在も、先生からくる進捗を確認するショートメッセージにお尻を叩いてもらっています。
様子を動画を送り返す時に、上手くいかないところもメッセージで送って相談したり、やり取りをすることで励まされて、どうにか続けられたと思います。

三日坊主な母と運動が苦手な我が子が運動をコツコツ続けられたのは、
このやり取りがいつの間にか、今日はこんなに出来ました!と自慢したくて、メッセージを送るようになっていたからかもしれません。
幼稚園ではすみません、ご迷惑おかけしてます、と謝ることが多かったのに、
たすくではこんなに「出来ました!」と我が子のことを自慢していいんだ!と、とても嬉しかったです。

<父親も療育に巻き込む>
あとは日々の療育でも、パパをしっかり登場人物にするということも大事だと思いました。チームの一員になってもらうのです。
その為に、療育の様子をLINEやタブレットで毎回共有しました。
時々教室にも行ってもらい、先生と関わるのも効果的なようでした。
毎日外から違う空気を持って帰ってくるパパの存在は貴重で、息子も運動を私とは違う人とやることが新鮮でなようです。
ワーワーきゃーきゃーとやっている姿は、
私のしんどい気持ちを楽にしてくれます。


縄跳びの縄の回し方もままならなかった我が子も、
今では前跳びが60回連続でできるようになったり、
大縄も跳べるようになりました。
夢だった腹筋も出来る様になりました。
周りと比べてしまうとまだまだなのですが、過去の本人と比べるとちゃんと成長しています。

<運動を続けて姿勢に変化>
運動を続けて一番の変化は『姿勢』でした。
我が子はいつも何となくふにゃふにゃとしている印象でしたが、運動を続けて一年後くらいには、座っている時、立っている時、歩いている時にシャッキっとしているな!と思う場面が出てきたのです。

いい姿勢が出来るようになると、話している人の顔をしっかり見られるようになり、そうすると話を聞くというところにつながっているのかもしれないと思いました。
どうしてちゃんと先生の話を聞かないんだろう?の原因が、我が子の場合、体幹の悪さからくる、立つ時座る時の姿勢が保持できないということだったのかと思います。
縄跳びの時に(体がぐにゃっと折れ曲がってくるな)とか、走る時に(体が斜めに歪んでくるな)とか、そういったのも体幹だったのかもしれないなと思いました。

<うちの子はうちの子のペースがある>
小さい「出来た」をたくさん経験することで、モチベーションだけでなく、自信も少しづつですが、つけられてきているのではないかと思います。
我が子はどう感じているかは分かりませんが、私は小さい出来たを積み重ねて成長を実感したことで、うちの子はうちの子です!と思えるように、やっとやっとなってきたと自分自身の変化も感じます。

道半ば真っ最中。壁にぶつかったり、悩むことばかりの毎日ですが、
(あれだけ出来たことがあるじゃない!)と思えるようになったのは、私が得たものだなぁと思います。

これからも地道に運動を継続していきたいなと、改めて思いました。

<ずっと一緒だよ>

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