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2020.07.03カテゴリー:著者:早稲田教室スタッフ

早期療育の大切さ〜スケジュールの活用〜

早期療育の様子をご紹介
こんにちは。
たすく新宿早稲田の高信千亜樹です。

6月後半から続々と学校や園が再開しましたね
少しずつ環境に慣れてきた頃でしょうか。

今回は、新宿早稲田教室に通う未就学のお子さん Aくんの取り組みについてご紹介します。

やることが分かる・見通しを持てる安心感
Aくんは、4月当初上靴を履く習慣がなく、お母さんから言葉で「上靴履いて」と指示があっても、見通しが持てず、拒否をしてなかなか履けませんでした。

そこで、スケジュールを見直し、本人が履く靴の写真をカードにしました。
入室時のスケジュール(手洗いうがい→リュックを置く→上靴を履くetc)に組み込み、いつも同じ流れで、スケジュールを見せながら入室準備を行いました

繰り返しスケジュールを見ながらやるべきことを伝えることで、「スケジュール確認」の言葉掛けで、自らスケジュールを確認して、上靴を履けるようになりました!

家庭でも『見せて伝える』
Aくんは自宅でも、朝の身支度→朝ごはん→着替え→登園準備→出発までの流れを、いつも同じ流れで、スケジュールのカード見せて伝えながら繰り返し練習しています。

スケジュールを見せて伝えることで、本人もやるべきことが分かり、主体的に取り組む姿が見られるようになってきました。

また、いつもと違う流れや変更に対して受け入れられず、 泣いたり大きな声を出して拒否する回数も減ってきたそうです。

本人が主体的に活動に参加するために。
たすくでは、スケジュールを、主体的に生きるための『三種の神器』の一つとして位置付けています。
絵や写真の使用、文字の位置、カードの大きさなど、お子さんそれぞれが分かりやすいものをカスタマイズして使用しています。

私たちも、手帳やカレンダーでスケジュール管理をしますよね。
最近では、スマートフォンなどのICTでスケジュール管理されている方も 多いのではないでしょうか?

スケジュールは、見通しを持ったり予定を管理したりするために、大人になってからも使うスキルです。
幼少期から、大人になっても使えるスキルを、コツコツ積み重ねていくことはとても大切です。  

ぜひ、お子さんに合ったスケジュールをカスタマイズしていきましょう!

お母さんの実践発表会を開催します!
保護者の皆さんは、お子さんの最大の理解者です。
初めは、「子どものことが分からない」と悩む方もいらっしゃいます。

本会は、成功や失敗を繰り返しながら、試行錯誤を重ね、お子さんと共に一歩ずつ成長してきたご家族の実践発表です。

一緒に、お子さんを理解することから始めませんか?
ことばやからだの遅れには、理由があります。

幼少期に育まれる関係性の発達には、段階があります。だから、一人ずつの課題を理解して、親子で療育を進めます。

たすくの早期発達支援プログラムは、子どもの育ちを支援するため、お子さんの行動や様子一つ一つをどのように理解し、どうやって関係を深めていけばいいかを親子で学ぶことができます。

ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!
TASUC(Total Approach Support Union for Challenged children and their families )は、発達障がいのある子どもたち(チャレンジド)と家族のために、一貫性と継続性のある支援体制の構築に向けた課題への取り組みに寄り添う専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

私たちは,1年に一度,ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメント を軸として,ともに未来に向けた療育プログラムを作成し,ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い,一つひとつスモールステップを踏みながら,一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。

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