たすく

Staff Blog

スタッフブログ

2024.10.13カテゴリー:著者:早稲田教室スタッフ

〜支援の輪を広げよう!誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らすために🫶〜

こんにちは、早稲田教室の白石です🐯
未就学のお子さんは、就学相談の時期が本格的に始まっていますね。
お子さんの今後を思い、それぞれのご家族が準備をしていることと思います🌼

さて今回は、学校や保育園、幼稚園との「連携」をテーマにお話したいと思います。

お子さんが日中、長い時間を過ごす学校や保育園、幼稚園との情報や支援方法の共有に悩まれるご家族は多いのではないでしょうか?

<お子さんの様子・困りごと>
ある、支援学校高等部3年性の男の子👨
学校へ行くと、暑さや切り替えのゆっくりさ、こだわりなどから

・登校時、玄関の椅子に座り込む
・リュックの中から水筒を取り出しお茶を飲み干す
・扇風機の前で座り込む
・更衣室から教室に戻るまで時間がかかる
・活動の切り替えに時間がかかり、授業や作業に参加することが難しい

このように、学校で主体的に活動に参加することが難しく、
先生方、ご家族、そしてお子さんが困っていました。

<お子さんの強み>
お子さんは、

・目で見て理解することが得意(イラストや写真)
・操作を伴った方法で確認することが得意(直接絵カードに触れる)
・手続的な記憶が得意
・ルーティンを確立すると丁寧に取り組むことができる

このような強みが、アセスメントから明確になっています✨
これらを活かして、家庭での取り組みを学校にも再度般化していくことにしました💪

<家庭での取り組み>
ご家庭では、

・トランジションカードを使い、拠点に戻ること
・要求や予定の希望はお話ブックで伝えること
・粘り強くスケジュールで確認・交渉すること
→1日のも、1週間のもののスケジュールを提示
・誰と、いつ、何を、といったお子さんが必要としている情報を提示

することなどに、丁寧に取り組んでくださっていました。
お子さんがこだわり、なかなか納得できなくても
ご両親は粘り強く交渉を続けます。

それによって、お子さんが納得し、安心して活動(社会参加)していく姿に
私は、なんとしてでも、学校にもツールや支援方法を導入し、
お子さんが主体的に活動できる環境をつくりたい!
学校とも協働したい!と強く思いました🔥

<学校へ共有しよう>
上記の取り組み、こうしたらできる!を、ご家族と相談し、学校に共有することにしました。
お子さんの強みをまとめ、スケジュールやトランジションなどの教材をつくり、
指導方法をご家族から学校に共有し、
お子さんが、主体的に活動に参加できるように準備をしました!

<自分の意思で生きていく環境づくり>
アセスメントで理解するこのとのできたお子さんの特性をもとに、
自分の意思で、思考して、判断して、
主体的に社会参加できる環境を今後もつくっていきたいと思います。

それは、物理的環境も人的環境も同じです。
それが、特性の有無に関わらず、
全てのお子さんの、ご家族の、豊かな生活に繋がると信じています🫶

<ずっと一緒だよ!>

タグ:

この記事を書いたスタッフ

早稲田教室スタッフ

早稲田教室スタッフ

教室での取り組みやトピックを、スタッフの視点や本人の視点で、日々更新しています。
一筋縄ではいかない日々の生活の中での葛藤を垣間見ることができます。

教室ページトップへ戻る

個性を理解して、才能を伸ばす

TASUC個別療育

早稲田

TEL.03-6380-3659

tasuc.com

〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-1-6 バトンドルージュ早稲田2F
東西線早稲田駅から穴八幡宮方面へ徒歩5分

  • instagram