Staff Blog
スタッフブログ
2023.09.03カテゴリー:
夢に向かう最初の一歩をポジティブに考えようの巻
障がいの有無に関わらず、夢を叶えるためのポジティブ思考と計画性の大切さ、「なるためにはどうする」をひたすら考えたノ巻
こんにちは、たすく早稲田教室の郡山です。
夏休みも終わり、海に行ったり、キャンプをしたり、旅行に行ったりと楽しい想い出がたくさんできたのではないでしょうか。それとも宿題や読書感想文にげんなりしている人もいましたかね。
今は面倒臭い課題かもしれませんが、今のうちに力をつけることで、将来自分がなりたい職業に近づくことができるかもしれません。
<将来の夢は何ですか?>
今回は将来の夢に向かってどのように考えていくかを話していきます。
発達障がいのある子どもたちは、将来何になりたいのでしょうか。
発達障がいのある子どもたちを持つご家族は本人にどのような将来を歩んで欲しいのでしょうか。
ご家族が思っているよりも、本人は具体的に考えているかもしれません。
これらを本人や家族、支援者を交えて整理していく方法が「PATH」になります。
<PATH-パス-とは>
ゴールを描いて、それに向けて必要な物、人などを整理し、希望に満ちた将来への道筋を7つのステップで作っていきます。
1つ目
将来の夢を設定します。それは今の能力や個性に囚われずに、ポジティブに本人がなりたいものを考えていきます。具体的に〇〇なコーディネーターになる!という夢を持っているお子さんもいますし、お父さんお母さんと話して決めているお子さんもいます。こだわりが強い場合、それのみに集中してしまいます。様々な職業に触れていくためにも、今からたくさん見たり、聞いたりする時間も設定していきましょう!
2つ目
それを達成するのは何歳ぐらいか(30歳前後で設定します)、その年はいつかを書き、より具体的に考えていきます。大学に行って専門的な知識を学んでいるのか、師匠の下で修行をしているのか。中には知り合いがやっているお店で数年働く予定というお子さんもいました。
3つ目
現在の本人の状況を書いていきます。本人が現状をどのように把握しているか。家族や支援者も本人ができていること、もう少し努力が必要なことをポジティブに話していきます。例えば、学習面だけではなく、自立することを目標にしているお子さんは、お家でのお手伝いの様子や金銭管理などを改めて考えて、努力しないとなぁと苦い顔をしていることもあります。
4つ目
その夢に必要な人物を整理していきます。家族や支援者、学校の先生や親戚の方々、お父さんの職場の友達まで、夢を叶えるために必要な人を考えていきます。人は経済的な支援だけではなく、つながりを作ってくれるからです。例えば、学校の先生の友達に自分の夢と繋がりのある人がいて、職場を見学させてもらった事もあり、経験としてとても貴重なものになりました。
5つ目
その夢を叶えるために必要な力について書き出していきます。家族や支援者の前で整理することで、自分ではやっているつもりでも、他の人からするとほとんど出来ていないなどの客観的な意見が出てくる事もあります。また、この夢に向かって必要な資格を取ったし、次はこの資格を取りたいと自らを奮い立たせるお子さんもいらっしゃいました。
6つ目
近い将来の行動を書き出します。1年後の自分はどこまで力をつけているのか、何ができていると良いかを考えていきます。客観的に自分の現状を見つめ直し、どのような力が必要かを考えていきます。
7つ目
最初の一歩を書き出します。明日から何をしなければないらないかを考えていきます。これは本人だけではなく、家族や支援者、関係者も当てはまります。
自分に必要な資源、環境を理解した上で、自分に必要なことを考えることが必要です。
<夢は大きく描く>
皆さんが子どもの頃の夢はどんなものがありましたか😊?
TASUCでは夢を持つ子ども、夢を見つけるために頑張る子どもも支援していきます。
<なるためにはどうするか>
「なれたらいいね」ではなく、「なるためにはどうするか」全てジブンゴトとして考えていきます。
一貫性と継続性を担保するためにも、本人・家族・支援者・これから出会う人たちを繋げ、協力をしていただくことが不可欠です。
子どもの明るい未来を支援していきましょう!
<ずっと、一緒だよ>
- タグ:
個性を理解して、才能を伸ばす
TASUC個別療育
早稲田
tasuc.com
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-1-6 バトンドルージュ早稲田2F
東西線早稲田駅から穴八幡宮方面へ徒歩5分