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2025.04.18カテゴリー:著者:早稲田教室スタッフ

「日本の療育と内モンゴル(中国の東北地方)の療育実態」

こんにちは!

TASUC早稲田教室のチュールモンです🐬 ̖́-

私は内モンゴルの出身です。

今回は日本と私の祖国内モンゴルと中国の療育実態の違いなどについてお話したいと思います😊

【私が療育に携わるきっかけ】

🌸東京学芸大学を卒業した後、発達障害がある子どもたちの教育に関心を持ち始め、内モンゴルのシリンホトという町に療育センターを開業しました。「子どもがなかなか喋れない」とか「子どもの発達に気になるところが増えてきた」とかの焦っているご両親がいっぱい尋ねてきました。発達障害児の増加も日本で修行しようという気持ちにも繋がりました。

では、日本と内モンゴルの療育、或いは保護者と子どもたちの何が違うでしょう❓ ↓

【内モンゴルの人たちの発達障害に関する理解】

🌸内モンゴルでも発達障害、細かく言うと自閉スペクトラム症、知的障害、注意欠如・多動症、学習障害などいろいろ分かれています。しかし、内モンゴルの人々は発達障害の知識が乏しく、子どもが障害児になったら非常に不安でな気持ちになります。強い行動問題や問題行動の子どもを精神的な疾患と認知する人も少なくはないです。親が「他人に知られたくない」、「外に出したくない」、療育はともかく、人目を気にして特別支援学校などを選択しないという実情があります😢そもそも、日本の特別支援学校は義務教育であり、国が子どもたちの情報をしっかり把握しています。一方で、中国では人が大勢いるし、発展していない地域でしたら特別支援学校もありません。

こういう実態が続く中、いよいよ近年から国からも重視され始め、0歳〜6歳までの療育費用にも力を入れるようになってきました✨

【療育の内容はどうですか❓】

TASUCでは発達障害がある子どもの療育だけではなく、家族と専門家が協働して、二人三脚で夢のある子どもたちを一緒に子育てしています。療育現場での見通しが持てる環境としてスケジュール化(視覚化)するだけでなく、子どもたち生活する家や学校、外出先などのルーティン化も意識しています。子どもが自ら意思決定し、社会参加に向けて、スモールステップを踏んで、支援者が段階的に教えています。

内モンゴルの保護者は、さまざまな方々がいますが、自分の雇った専門家に頼りすぎて、子どもを毎日の療育の1時間に頼り切ってしまうこともあります。その1時間でなんとかなる!子どもが変わるはず!と。子どもの発達の凸凹が気付きにくく、療育に通っている子はほとんど軽度から重度であり、比較的最重度も多い傾向があります。

そして、実際の現場では、ほとんど「認知・心理(ないところもある)・言語とコミュニケーション・微細運動・粗大運動・生活自立・社会認知・情緒」という面から教えています。支援内容がTASUCと違って、重要な「自ら〇〇する」という主体性が欠けている部分があると感じられます。

だからこそ、私はこの現状を変えたい!!と強く願っています。

【いつか叶える!内モンゴル教室🏠】

🌸いつか内モンゴルにTASUC療育を広めようと学んでいます。

TASUCのMETHODで内モンゴルの子どもと家族と一丸となって支援しよう‼️という気持ちを持ち、現在が知識や臨床経験を積んでいます。

情熱🔥を燃やして、これからも皆さまと海外のことを共有していきます💐

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