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スタッフブログ

2025.11.01カテゴリー：著者：豊橋教室スタッフ

地域とつながり、未来につなげる

先日、たすく豊橋教室では、地域の企業にご協力いただき、職場体験や工場見学を実施しました。「社会の一員として働く」ことを実際に見たり、聞いたり、体験したりすることで、子どもたちは将来の自立や社会参加に向けた大切な一歩を踏み出すことができます。

今回のブログでは、職場体験・工場見学のご報告をさせていただきます。

愛知ダイハツ豊橋店での体験

　体験では、実際の整備士さんと同じ赤と紺のつなぎを貸していただきました。子どもたちは気分はすっかり整備士。頼もしい背中に、引率したスタッフも誇らしく感じました。洗車体験では、社用車をご準備いただき、車体を傷つけないように拭く方法を丁寧に教えていただきました。

　続いて、同じく社用車のオイル交換やタイヤ交換といった整備作業にも挑戦させていただきました。大好きな車を前に、子どもたちの表情は真剣そのもの。重いタイヤを運んだり、力一杯ナットを回したりする体験を通して、「整備士になるには体力も必要だから、毎日の運動を頑張ります」と整備士さんに話す姿も見られました。

　最後には、副店長さんに事前学習で準備してきた質問をさせていただきました。質問を聞き、返答をメモに残す姿からは、社会で必要な“聞く力・まとめる力”が育ってきていることを感じました。

　愛知ダイハツ豊橋店さんは、初めての職場体験の受け入れにもかかわらず、社員の皆様が子どもたちの特性を理解しようと温かく迎えてくださったことに心から感謝いたします。安心できる環境があったからこそ、子どもたちは大きな挑戦をすることができました。

ユニクロ豊橋前田南店での体験

　開店前に店舗を案内していただき、普段は見ることができない、商品の棚卸し作業や陳列の工夫などを教えてもらいました。その後は、実際に値札シールを貼る作業やハンガーに商品をかけて、店内の陳列ラックにかける作業に挑戦させていただきました。スタッフの方の説明をしっかりと聞き、一つひとつ丁寧に、そして迅速に取り組むことができました。子どもたちは自分が陳列準備をした商品が店頭に並ぶことに喜びを感じ、商品を手に取るお客さんを見て嬉しそうにしていました。

　さらに、子どもたちは事前に準備してきた質問をスタッフの方に直接聞くこともできました。職場体験後の振り返り学習では、「挨拶や言葉遣いに気をつけて取り組むことができました」とまとめる姿に、体験をただの“楽しい経験”で終わらせず、学びに変えようとする成長を感じられました。ユニクロ豊橋前田南店での体験は、働くことの責任感や相手を思いやる気持ちを育てる時間となりました。ご協力くださったユニクロ豊橋前田南店の皆様に、心より感謝いたします。

中央製乳での工場見学

　給食でおなじみの牛乳が、どのように作られているのかを間近で見学しました。工場のラインが動く様子に子どもたちは興味津々でした。「牛乳はこうやって作られるんだ！」と新しい発見の連続でした。中央製乳の工場見学はご家族の方もご一緒に伺ったので、工場内で働く職員の方々を見て「課題や作業に取り組み続ける力＝継続力、鍛錬が必要だと思った」といった感想をお話しされていました。中央製乳の見学では、より美味しくて安全な牛乳をお客さんに届ける技術や専門性の高さを感じることができました。商品のフローズンヨーグルトや特製の鉛筆、折り紙のお土産もいただき、充実した見学となりました。ありがとうございました。