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2023.08.11カテゴリー:
保護者学習会の報告📣〜第5回教材マスターの集い〜日常生活に潜んでいる「算数」
こんにちは!TASUCの佐藤歌恋です。
本日のブログは、先週行われた「教材マスターの集い」についてです。
この学習会については、今までに4回ブログにも書いているので、「教材マスターの集い」がどんな学習会なのか、毎回読んでくださっている方はお分かりでしょう。
今回のブログを初めて読んでくださっている方は、ぜひ、今までのブログも見ていただけると嬉しいです☺️
さて、今回のテーマはたすくメソッドのMETHOD4「機能的な目標アカデミックー算数ー」でした。
TASUCでの学びは、「目標を達成することで最も利益があるのが子どもかどうか」、「地域や家庭で、さらに生涯にわたって利用可能なものか」という指標のもとで判断し、厳選された「機能的な目標」というものを扱っています。
この「機能的な目標」の中に「算数」の項目があるのですが、
TASUCのメソッドは、名前の通り、その学びや学び方が「機能的」であることが大事ですので、算数で学んだことを机上学習だけで終わらせず、日常生活のスキルや社会性にまで繋げることを目的としています。
算数の項目には、逆算、時計、お金、面積・体積の4つの項目があります。
例えば、逆算の項目の中には、「ジュース2本とコップ4個持ってきて」という指示を聞いて、実際にコップと食器を指定された個数持っていくという学習があります。
算数や数学の学習は、数学的な基礎概念や論理的な思考力を身につけるために必要です。特に、概念形成は、表面的に見える物だけでなく、物事の本質を掴んでいくためには重要です。
概念とは、あるものを見たときに「赤い」とか「丸い」といった属性(分析)のことであり、私たちは「赤くて丸い」という属性をまとめて一つの情報(総合)にすることで、そのものがどんなものであるかということを捉えることができます。これは、物事を論理的に考えるための基礎的な考え方になります。
上に書いた逆算の課題だと、「ジュース」「2」、「コップ」「4」という分析をして、それを総合させることで指示を理解することができているのです。
ご家庭でのお手伝いの場面などで、「ジュースを2本とコップを4個持ってきて!」という言葉けを、お子さんにしている方もいるかもしれません。
ここでお気づきかと思いますが、算数の学習が日常生活にも繋がっていることがわかります。
このように、机上で身につけた力が生活の中で発揮することができるように、買い物、金銭管理、料理をするときの分量の調節、時間の管理など、学習・経験の場を設定していくことが大切です。
皆さんはご家庭で、どんな取り組みをされてますか?
日常生活には教材がいっぱい転がっています。
よくよく意識して過ごしてみると、「算数」が日常の中に潜んでいるかもしれないですね!
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個性を理解して、才能を伸ばす
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