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2022.11.25カテゴリー:著者:新川崎教室スタッフ

ベトナム渡航記 ー大学講義・ワーク・アセスメント編ー

たすく新川崎教室の吉澤竜之介です。

今回はベトナム渡航記の第2弾、大学講義・ワーク・アセスメント編になります。

日本では上着が必要な季節に入りましたが、現地の通訳さんの話では今のベトナムは乾季とのこと。

我々日本人からすると雨季!まさに梅雨のような蒸し暑さの中、ホーチミン師範大学でたすくメソッドの講義やワークショップを行い、たすくメソッドの普及目的と我々スタッフの研修の機会とさせていただきました。

私は、ベトナムは経済成長が著しい一方で、貧富の差やインフラの整備が課題の国という印象がありました。

前回のブログでもあげましたが、日本と同じような義務教育年数を設定している一方で、特別支援教育においては理解が追いついていないのが現状だそうです。そんな環境もつかう言葉も異なる国で、「たすくの療育」がどれほど期待され、「たすくメソッド」をどのように活用できるのかとても楽しみにしていました。

大学の学生さんに受付を手伝ってもらいスタートしました。

宇開先生からTASUC事業紹介や療育メソッドの説明、保護者のメンタルヘルスなど様々な講義をしていただき、同時にクレヨンを用いたワークや絵カードづくりをしてロールプレイをするなど、惜しみなくたすくの知識や技術を披露してきました。

その空間にいて実感したことは、

・たすくメソッドを日本語で丁寧に実践できる、日本国内での臨床時間を改めて大切に実践するべきだ!ということ

・たすくメソッドや教材を世界に出すべきだ!ということと

上記2点です。

オリジナル教材を用いた臨床や先人たちの研究をエビデンスにまとめた「メソッド」があることで国が違っても十分に活用できることを実感し、それを待ち望んでいる子どもたちや保護者の方々がたくさんいることがわかりました。

そして、3日目以降は療育施設・障がい者の通所施設でのアセスメントなどを実施しました。

アセスメントでは、たすくで三種の神器としている「スケジュール」「コミュニケーション」「タスクオーガナイゼーション」の重要性も感じました。

ベトナムでは子どもたちが座る椅子の高さや角度、机や教材などの環境的な配慮がなされてないのが現状です。

学習環境や態勢を整えることで視野も定まり、集中して学習に取り組むことができます。

子どもたちの背後に周り黒子とになりプロンプトを入れることでことで、課題に取り組む際の視線や姿勢が大きく変わり環境を整えれば理解は深まるということやガイドの大切さを学ばせていただきました。

今回、ベトナムで感じたたすくメソッドの効果と重要性を日本で出会うことのできた子どもたちに提供し、保護者の皆様との協働を深めていきたいと改めて感じました。

目の前にいる子どもたちへ、今できる最善を常に考え親御さんと「協働」していける人財と場所であるように新川崎教室をスタッフ一同盛り上げていきたいと思います。

ーずっと一緒だよー

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