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2021.09.11カテゴリー:著者:札幌教室スタッフ

現場の問題解決力の向上のため 道立特別支援学校と外部専門家連携を実施!

アセスメントをとおして子どもを理解する

 たすくグループは、学校等外部コンサルテーション事業に取り組んでいます。それは、教育委員会や発達障がい相談支援センター、社会福祉法人、学校からの依頼が多く、支援形態と内容もさまざまです。近年は、学校コンサルテーションの依頼が多く、例えば、平成20年から取り組む横浜市スクールスーパーバイザー派遣等の事業や、東京都からの依頼である知的障がい特別支援学校への外部専門家連携事業があります。主にアセスメントの実施、個別指導計画の作成と授業の評価改善に対するコンサルテーションを行っています。

親の会との連携から、専門家との連携へ。

 たすく札幌は、親の会との連携の実績が多数ありますが、東京都・神奈川県のたすく療育教室と比べ、専門家連携が進んでいませんでした。過去2019-20年度の実績は、札幌市内の障害福祉サービス事業を行う法人の人材育成のプロジェクト、札幌市西区・手稲区の私立幼稚園の合同特別支援専門研修、石狩市相談支援センターとの支援者向け研修などです。

いよいよ学校との専門家連携が始まる!

 東京都立学校との外部専門家連携は、2012年より継続的に取り組まれています。北海道では、2021年度、初めて道立特別支援学校との連携事業に取り組むことになりました。今回、北海道網走養護学校(上村喜明校長)と連携し、学校が解決しようとしている『自閉スペクトラム症の正しい理解と教育的対応』と『教師の指導力・問題解決力の向上と新たな協働体制の構築に向けて』の2つの課題に対して取り組が始まりました。8月、9月、11月と連続して臨床力を高めるための研修が繰り広げられます。

 網走養護学校は、オホーツク管内の特別支援教育のセンター的機能を果たします。そこで、本研修システムをベースに地域の保育園・幼稚園・小中学校・高等学校への間接支援の仕組みとして、般化していくことを目指します。

(2021.8.16 北海道通信 記事掲載)

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私たちは,発達障がいのあるお子さんとそのご家族のための、一貫性と継続性のある支援体制を創る「たすくグループ」です。 札幌教室は、最新の研究と科学的な根拠に基づくアセスメントと療育の拠点として、地域に根ざすことを目指しています!

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