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2022.01.18カテゴリー:
【ご家族との協働】保護者学習会が行われました
TASUCでは、毎月第一土曜日に教材マスターの集いが開催されます。
今月は、「機関・学校コンサルテーション〜すべての子どもたちにアセスメントを!〜」をテーマに、中野坂上教室のお母様方とワークショップを行いました。
まず、【良きコンサルタントとは?〜連携・協働のためのポイント〜】というテーマで「どんなコンサルタントにいてほしいか」「支援者が連携するためのポイントはなにか」についてワークを行いました。
中野坂上教室のお母様方からは、
<良きコンサルタント>
・保護者だけでは思い付かないような方法の提案をしてくれる人
・実際に子どもを見て、いろいろな方法を試して、具体的な指導方法策を教えてくれる人
・他の機関とも繋がりを持っていて、保護者とその機関を適切に繋いでくれる人
・子どもが困っていることを明らかにしてくれる人 など……
<連携のポイント>
・細かい連絡や具体的な記録で、コンサルティにもわかりやすく伝えてくれる
・良いことだけではなく、課題もしっかり伝える
・問題(課題)の共有は必須 など……
といった意見が出ました。
次に、コンサルテーションで必要不可欠な事前資料について、【充実した事前資料とは?〜連携の鍵となる情報を考えよう〜】というテーマでワークを行いました。
どんな事前資料があれば、お子さんについてより詳しくアセスメントを行い、有意義な協議ができるかといった視点から、
・基礎疾患やアレルギー、服薬など医療的な情報
・パニックの要因(例:特定のものを見たときに起こるフラッシュバックなど)
・行動問題の具体的な内容
・性格を把握できるような情報
・好きなこと、苦手なこと
・家での余暇の過ごし方
・本人が今頑張っていることや苦手としていること
・学校での支援、家庭での支援、それぞれの支援先での支援方法の情報 など……
といった意見が出ました。
共通して出たキーワードは、「支援の統一」です。
Aでは〇〇といった支援、Bでは△△といった支援、とバラバラの支援を行うのではなく、一貫性のある支援を行ってほしい。
そのために情報を統一し、時には自分たち(保護者)がコンサルタントの役割を果たす。
TASUCでは一貫性と継続性のある支援を行うため、これらの情報をまとめた「カテゴリー10」を活用しています。
中野坂上教室でもカテゴリー10を活用しながら、お子さんの支援がより充実したものとなるよう、私たちとご家族、学校や地域など、お子さんを取り巻く環境をさらに充実させていきます。
(TASUC自立の学校 中野坂上教室 横川佳子)
- タグ:
自律的な学習をとおした個人別の指導
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