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2018.04.21カテゴリー:著者:国立教室スタッフ

家庭でのスケジュールの取り組み

こんにちは。TASUC国立教室の鳥居麻生です。
新年度を迎え、新入学、そして新しい学年になっての生活が始まりましたね。

さて、TASUC国立では,春休み期間に,家庭訪問を行いました。
今回は、その取り組みからAくんについてご報告します。

Aくんの場合、普段から取り組んでいることが、
家庭でも定着しているかどうかを確認することを目的にしました。
特に,主体的に活動に取り組むための「スケジュール」にターゲットを絞りました。

Aくんは夕食を食べた後、お風呂に入るルーチンなのですが、
お父さんが仕事から帰宅して夕食を食べ、その後食休みをしていることを待てずに、
すぐにお父さんをお風呂に誘います。

お父さんは,「本人に待っていてほしい」という思いがありました。
そこで、どうしたら本人に、待つことを分かるように伝えられるかを考えてみることにしました。
待てない原因として、本人は夕食を食べた後すぐにお風呂に入ると思っていることです。
そこで、夕食を食べた後、お風呂に入る前にする活動を取り入れ、スケジュールで示すことにしました。

そして、時間については、本人は時間を見える形(タイムタイマー)で示されれば理解ができるため、活動の終わり時間をタイムタイマーを使って知らせることにしました。

↓家庭訪問後、早速お母様がカードを作成してくれました。

「待つ」ことを伝えるために、具体的に何をして過ごすのかを示し、本人が選んで組み込むことにしました。
お風呂の前に「選ぶ」がありますが、この時間は休憩時間なので、写真のオレンジのシートの中にある選択肢から休憩の活動を選んで取り組みます。

お互いに伝えたいことの意図を理解するためにもこのスケジュールは必須です。
本人が知りたい情報が何なのか?そして、どうしてうまくいっていないのか?を探りながら本人合わせたツールや指導方法をご家族と一緒に話し合って、用意していきます!

ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し、それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症、アスペルガー、ADHD、LD(学習障害)など幅広い発達障害の
療育に携わり、10年の歴史他ある専門療育機関です。

私たちは一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸にして、
共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、
一貫性と継続性のある支援を一生涯とおして行なっていく基盤をご用意しています。

 

 

 

 

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国立教室スタッフ

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発達障がいのあるお子さんとそのご家族のための、一貫性と継続性のある支援体制を創る「たすくグループ」。 TASUC個別療育・国立は、最新の研究と科学的な根拠に基づくアセスメントと療育の拠点として、地域に根ざすことを目指します!

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