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2025.06.26カテゴリー:, , 著者:Kako Yokogawa

炎の勉強特訓?!🔥ーモデル利用型学習

こんにちは。
TASUC鹿児島教室の横川です。

今日は、教室の中で展開している「自立の学校」での素敵なエピソードをご紹介します。

TASUCには「自立の学校」という事業があります。
これは、TASUCアセスメントをもとに一人ひとりの特性に合わせた学習プランを作成し、
「個人別の課題学習」「身体づくり」「ソーシャルスキル学習」の3本柱で、将来に向けて必要な力を育てていく取り組みです。

鹿児島教室は個別療育の場ですが、その中に**「自立の学校」プログラム**を併設しています。

その対象となるのは、J☆sKepsの平均点が3.0点を超え、流動的な環境での学習が可能な子どもたちです。

ここでは、モデル利用型学習がメインになります。

つまり、「人から学ぶ」こと。

友だちの姿に刺激を受けたり、注意されていることを自分も気をつけてみたり。

そんな学びの循環が生まれる場所です。

少し前のブログで紹介した「勉強がしたい男の子」。

彼が最近、まさに学習に燃えています。

今まで進みが遅かった強化ドリルが、嘘のようにサクサク進み、

なんと1週間で1冊をやり切るという快挙。

チェックテストでは「初めて100点を取った!!」と、満足感いっぱいの笑顔を見せてくれました。

その表情は、私たちスタッフにとっても宝ものです。

そんな彼の背中を押したのは、先に学習に火がついたAさんの存在でした。

中学に進学して学習に力を入れ始めたAさんは、彼にとってのモデルとなり、良い影響の輪を広げてくれました。

そして今度は、そんな彼の姿を見た、同じ学校の1学年上のBくんに点火。

「疲れた」「眠い」が口癖だったBくんですが、学習に取り組む仲間の姿に心が動かされたのか、ある日こうつぶやきました。

「眠いな〜。でも、頑張ろう」

その一言に、私たちはこのモデル利用型学習の力を改めて感じました。

こうしたよい循環が生まれる背景には、

彼らが静態的な環境の中で、自分の力をじっくり育ててきたことがあります。

そして今、彼らは人の中で学ぶことにシフトし、

「自ら目標を立て、自分をコントロールしながら学び、振り返る」サイクルを回し始めています。

私たちは思います。

一定の学力と生活力は、子どもたちが将来直面するリスクから身を守る力の一つです。

今、彼らは学ぶことに夢中になっています。

その火が、さらに多くの子どもたちに連鎖していきますように。

そして、自立に向かう子どもたちの力が、少しずつ、でも確かに広がっていきますように。

今日も子どもたちと一緒に、力をつけていきたいと思います。

ーーーーずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!ーーーー

一人ひとりのお子さまに応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,15年の歴史がある療育専門機関です。

私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。
お子さまの困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。

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この記事を書いたスタッフ

Kako Yokogawa

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