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スタッフブログ
2025.05.08カテゴリー:スタッフ日記
“人材”から”人財”へー学び続ける人になる

皆さん、こんにちは!
TASUC鹿児島教室の横川です。
ゴールデンウィーク、皆さんはいかがお過ごしでしたか?
季節の変わり目であるこの時期、どこかにお出かけされた方も、ご自宅でのんびり過ごされた方も、それぞれに心身を整える良い時間になっていたらうれしいです。
私たちTASUCスタッフは、5月3日に全体研修に参加しました。
この全体研修は、TASUC全体のスタッフが一堂に会する貴重な機会。
普段はそれぞれの地域や教室で活動している仲間たちが集まり、お互いの実践を共有し、刺激を受け合える場でもあります。
研修の事前課題として取り組んだのが、マンダラチャートの作成です。
これは、自分の中にある目標や大切にしたい価値観を、9つのマスを使って可視化していく思考ツールです。
ご存じの方もいるかもしれませんが、メジャーリーガーの大谷翔平選手が高校時代に活用していたことで注目を集めた方法でもあります。
今回、私たちスタッフもそれぞれの「ありたい姿」や「取り組みたいこと」「課題意識」を明文化していくなかで、普段はなんとなく頭の中にある“理想像”が、少しずつ具体的な行動に結びついていく感覚を得られました。
私自身は、「自分がどんなことを実現したいのか?」「どんな教室でありたいのか?」を改めて考えました。
ただ日々の業務をこなすのではなく、子どもたち一人ひとりの育ちに寄り添い、ご家族とともに喜びを分かち合える教室でありたい。そのために、自分がもっと力をつける必要があり、スタッフ間のつながりも、ご家族との関係も、もっと豊かに深めていきたい。そんな思いを整理する機会になりました。
研修当日には、インシデントプロセス法やブレインストーミング(ブレスト)も取り入れながら、インプロ(即興性)を重視した話し合いのワークがありました。
インシデントプロセス法とは、現場で実際に起きた事例(インシデント)をもとに、参加者がその背景や対応の妥当性について多角的に考察していく方法です。
これにより、自分ひとりでは思いつかない視点やアプローチに出会うことができ、実践力が磨かれていきます。
さらに、ブレインストーミングでは、「とにかくアイデアを出す」ことを重視し、評価や批判を一時的に脇に置いて自由に発想を展開していきます。
こうした協議の力、問いを深めていく力は、子どもたちをより深く理解したり、支援者間を繋ぎ、お子さんについてより深く協議していったりするためにも欠かせないものだと感じました。
TASUCでは、「人材の人財化が鍵」という言葉を大切にしています。
人材ではなく人財へ。
そのための積み重ねが、ご家族の子育てを伴走するための土台となり、ご家族のストレングス(強み)をより引き出す支援につながっていくと考えています。
そして私たちには、もう一つ大切にしている言葉があります。
“We are Happy so You are Happy. because we will be TASUC.”
まずは自分たち自身が幸せであること。
その幸せが自然と周りへ伝わり、子どもたちやご家族の笑顔につながっていく。そんな循環を生み出せる教室づくりを、私たちは目指しています。
個人的には、鹿児島教室のなかで、「縦の展開」と、「横の展開」を、より充実させていきたいと思っています。
そして、それを実現するためには、なによりもご家族の皆さんとの協働が必要不可欠です。
TASUCという事業を、単に「支援を提供する場」ではなく、「出会ったご家族とともに創りあげていく場」として育てていきたい。
そんな気持ちを新たにする時間となりました。
私たちスタッフも、子どもたちと同じように、学びを止めず、日々進化中です。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
ーーーーずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!ーーーー
一人ひとりのお子さまに応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。
たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,15年の歴史がある療育専門機関です。
私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。
お子さまの困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。
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個性を理解して、才能を伸ばす
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