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スタッフブログ
2025.12.19カテゴリー:スタッフ日記, モデル利用型学習, 日々のできごと, 構造化
それぞれの「スイッチ」が入った日

皆さんこんにちは!
TASUC鹿児島教室の横川です。
今日は、子どもたちそれぞれのやる気のスイッチや、環境を少し変えることで見えてきた姿が印象的な一日でした。
ー環境を選ぶ力と、構造化の大切さ
これまで自律学習ではブース席を選ぶことが多かったあるお子さん。
落ち着ける反面、自分の世界に入り込みすぎてしまい、目の前の課題に意識が向きにくい場面も見られていました。
今回はあえて、他のメンバーの近くの席を選択。
スタッフや周囲の気配を感じることで、「今、自分は課題に向き合えているかな?」と自分で気づく姿が見られました。(→注意の焦点化)
できることが増えても、その子に合った構造化はやはり大切。
環境設定の力を改めて感じる時間でした。
ー「オリジナルの宿題」がやる気のきっかけに
コツコツと学習を積み重ねてきたあるお子さんは、内容が難しくなるにつれて、少しモチベーションが下がり気味でした。
そこで、毎日の宿題を見直し、「日誌を書く」という新しい取り組みをスタート。
目標・学び・改善点・翌日の目標を記録する、4月からの生活を見据えた特別な宿題として伝えると、表情が変わり、前向きに取り組む様子が見られました。
自分の目標に近づくための練習にも意欲的で、日々の体調チェックも含め、生活全体を整える習慣につなげていきます。
ー「僕がいちばん!」のかわいい瞬間
「待っている姿勢が一番きれいな人は誰かな?」と声をかけると、「僕かな?」「私だよ!」と、かわいい声が次々に上がりました。
周りの様子をよく見て、自分の姿勢を整えようとする姿。
小さい頃から積み重ねてきた個別療育の中で、人を見る力がしっかり育っていることを感じます。
園生活での課題はこれからも出てきますが、活動やお友達が大好きな子どもたち。
一つひとつ丁寧に整理し、必要な力をつけていきます。
ーご褒美があるから、頑張れる
スケジュールが定着してきたあるお子さんには、いつもの流れに少しだけ新しい課題をプラス。
最初は「嫌だ!」と気持ちを伝えてくれましたが、ご褒美を確認すると、自分から教材を手に取り、最後まで取り組むことができました。
「できた!」を重ねながら、ご褒美のために頑張る力も、少しずつ育っています。
同じ一日でも、スイッチが入るきっかけは子どもそれぞれ。
その子に合った関わりや環境を探しながら、これからも日々の姿を大切に見ていきたいと思います。
ーーーーずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!ーーーー
一人ひとりのお子さまに応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。
たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,15年の歴史がある療育専門機関です。
私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。
お子さまの困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。
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