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2025.12.18カテゴリー:, , 著者:Kako Yokogawa

スケジュールが自分のものになるまで

皆さんこんにちは!
TASUC鹿児島教室の横川です。

しばらくブログの更新が空いてしまいました。
日々の関わりや気づきはたくさんあったのに、言葉にする前に次の日がやってきてしまい…。

それでも、子どもたちと過ごす毎日は変わらず続いていました。
改めて、少しずつではありますが、またブログを更新していこうと思います。

今日は、「スケジュール」を通して子どもたちの成長をたくさん感じられる一日でした。

指示から、自分で考えるスケジュールへ

思考手帳に取り組んでいるある子は、これまで「決められた指示のスケジュール」に沿って動くことが中心でした。

ですが最近は、そのスケジュールを自分で書き込むことが当たり前になってきています。

今日はそこから一歩進んで、
「自分で選ぶスケジュール」
「相手のことも考えたスケジュール」
へとつなげていくための作戦を立てました。

まずは、月間予定の中に「休日の楽しみ」をたくさん書き出すこと。
どんな過ごし方があるのか、地域にはどんな活動があるのかを一緒に調べていく予定です。

少し先の楽しみを思い描くことが、日常の見通しにもつながっていきます。

ー壁スケジュールが突破口に

帰宅後、「今やりたいこと」を優先してしまいがちな年長さんの子。
やるべきことは分かっていても、時間の感覚がまだ難しい様子がありました。

そこで、帰宅後の流れと空き時間を壁スケジュールで見える化してみると、

「ここでこれをしたら、こんなに遊べるの?」
と、表情がパッと明るくなりました。

「今日は帰ったらすぐお勉強するね!」と、自分から前向きな言葉も。

個別で培った力が、家庭での行動につながる瞬間でした。

ー先生も一緒に、からだづくり

身体づくりの時間では、スタッフも一緒に動きながら取り組んでいます。
画面に映された先生の動きを見て真似しようとする姿が見られました。

覚醒のコントロールが課題のある子も、見本に合わせたウォーミングアップを行うことで、身体が整い、その後の運動にも落ち着いて参加することができていました。

こうした取り組みは、家庭や学校でも少しずつ実践していただく予定です。

スケジュールは「やらされるもの」から「自分で使うもの」へ。

その変化の芽が、あちこちに見えた一日でした。

明日はどんな姿が見られるか、また楽しみです。

最後にひとこと

これからは、その日の「伝えたい」と思えた瞬間を、大切に書いていきたいと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

ーーーーずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!ーーーー

一人ひとりのお子さまに応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,15年の歴史がある療育専門機関です。

私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。
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Kako Yokogawa

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