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2023.04.19カテゴリー:著者:Kai Chie

子どもたちにモビリティーの力を!

こんにちは!TASUC文京教室の甲斐です。

TASUCでは、子どもたちのモビリティーの力を大事にしています。

先日は、世界自閉症啓発デーに合わせて、モビリティーをテーマに掲げ、TASUCメンバーでノルディックウォーキングイベントを行いました。東京エリアは総勢150名が参加し、とても盛り上がりました!

子どもたちには、一人で安全に街を歩くこと、自転車に乗ること、公共交通機関を使うこと、これらを組み合わせて自分の足で移動する力をつけられるように指導していきます。そして、何よりも大切なのは、自分で行きたい場所を決められること。「意思決定」の力です。

これは、子どもたちの生活を豊かにし、将来就きたい仕事に就くために必須のスキルとなります。

「モビリティー」と「意思決定」の力は、一見全く異なるスキルのように思われますが、実は密接に関わっています。

我が家の例を少しお話ししたいと思います。息子は、小学1年生になってもどこにいくにも親に付き添ってもらわないと不安で、親と離れて活動することができませんでした。

当時私は下の子が生まれたばかりで時間的にも体力的にも余裕がなく、習い事の送迎がなくなるだけでも、当時の私にはとてもありがたい時間でした。

そこで、まずは家から徒歩5分程の距離の習い事に、一人で行かせてみることから始めました。「赤ちゃんのおむつ替えたらお母さんもすぐ行くから、ちょっと先に行っててくれる?そしたらお母さんすごく助かるわ!」という風に、お母さんのお手伝いをしてくれてありがとうというやり取りをしながら送り出しました。

一度一人で行くことができると、自分でできた達成感と、お母さんの役に立てているという喜びで、自信がついたようでした。その後は、なんだかんだと理由をつけては一人で習い事に行く回数と時間を増やしていきました。

すると、息子にも変化が見られてきました。習い事に一人で行けるようになっただけではなく、お友達と外で遊ぶ約束をしてきて、子ども同士だけで待ち合わせて遊んでくるようになりました。

初めは、待ち合わせの場所や時間をお互いにきちんと把握できなくて、待ち合わせ場所に行ったけど会えなかったなんてトラブルもありましたが、それも勉強です。

友達ときちんと場所と時間を確認することや、雨が降っていたらどうするのかまで友達と話し合っておくこと、帰りの時間を守ることなど、時間の管理や、お友達とのコミュニケーションの取り方など、たくさんのことを学ぶ機会になりました。

小学5年生になった現在は、習い事は全て自分で時間も見ながら一人で通うことができています。友達と行く行動範囲も広がり、放課後ライフも楽しんでいます。色々なスキルも身につきましたが、一番は「自立心」だと思います。モビリティーを得たことで彼の世界は大きく広がりました。

子どもが将来自分の意思で自分の人生を歩んでいくために、その第一歩として、自分で移動する力をつけて欲しいと思います。

ぜひ、この機会に、皆さんもお子さんのモビリティーについて今一度考えていただけたら嬉しいです!

Grab the Freedom and Mobility!

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この記事を書いたスタッフ

Kai Chie

2022年11月に入社しました。 2人の男児の育児に奮闘中です! 親御さん目線でお子様達の成長を支援していきます!

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