たすくとは?
たすくは,発達障がいのある人やその家族を支援し続けてきた先人に師事し,その継承を誓い,発展を使命にする若人が,各地から集い,設立した株式会社です。
特別支援体制や理解啓発は進んだか
私たちは,10年以上の公的な機関での,勤務経験をとおして,特別支援教育の充実や,放課後デイサービスの拡充など,公的なサービスにおける制度上の位置づけや,物理的な発展を経験してきました。これは,本当に素晴らしい経験でした。まさしく,私たちの先人の執念の賜物です。
実行できない「何か」があるの?
一方で,日本の教育や療育,福祉の現場では,その支援内容に満足がいく結果になっているでしょうか? 担当の先生に長くみてもらえない,機関のトップの交代による方針転換,地域格差などはないでしょうか?
そう,多くの研究や実践から,子どもたちへの療育や教育の内容は目覚ましく発展しているにもかかわらず,実行できない「何か」が現状にはあるのです。それは,家族も支援者も,皆,同じ気持ちなのです。
答えはすでにあるのでは?
そこで導き出した答えが,「家族の強さを信じ,支え続ける」ストレングス・アプローチです。
発達障がいのある人の療育には,般化の困難※への対応が必要です。そのためには,確かな専門性と,一貫性と継続性のある支援体制の構築が,絶対に必要です。最近では,文部科学省が,特別支援教育を推進するために個別の教育支援計画をはじめとした一貫性と継続性の実現のための取り組みを行ってきました。様々なことを試し,実行してきたのです。しかし現状は停滞し,年齢を重ねていく子どもたちを見ながら,焦燥感は募るばかりです。
※般化の困難:特定の状況下でなされた行動が,似たような状況でも現れることに,時間がかかったり,専門的なアプローチが必要だったりすることをいう
たすくの答え
発達障がいがある人の支援のキーワードである家族と専門機関(支援者)の協働を,どのように実現するか,そのための一つの答えが,株式会社として起業した「たすく」の事業です。
我々は以下の鉄則を導き,家族の強さを信じて,良さを伸ばす「ストレングス・アプローチ」の下,「ずっと一緒だよ!」を合い言葉として,2008年4月にスタートした専門家集団です。
鉄則1:家族に療育の柱になってもらう。
家族中心の療育体制にシフトする
専門家は完全に家族を支え,協働する意識に変わる。専門機関は,お互いの道場になる。
鉄則2:家族のコミュニティに根ざし、協働体制を築く。
研究成果など、情報はできる限り「たすくSNS」をとおして公開し、研修生も最大限、受け入れる。
たすくSNSの登録者は300名を超え,保護者を中心に,全国の専門家をはじめ,地域の学校やNPOなどの専門家の登録が整いつつある。また,発達障がいがある子どもたちのICT活用の場としても機能してきた。
地域で暮らしていくのは,家族である。その家族が地域で暮らしやすくなる支援には,連携・協力は欠かせない。研究成果の提供など,多くの支援者の役に立てるような学習会をはじめとした実際の「場」づくりを推進していく。また,民間の姿勢を学生に解放し,未来の支援者や応援団に投資する。
鉄則3:ずっと一緒に、地域で支え続ける機関を支援する。
たすくのような教室を広げたい。障がいがあることは変わりないから。
地域での暮らしを維持するのは,やっぱり大変なことである。幼少期から共に過ごした支援者が近くにいる幸せを,全国の子どもたちに与えたい。
そのためには,「たすくメソッド」を公開し,希望があれば研修期間を提供して,教室設立にむけた支援を行う。
ずっと一緒だよ! たすく
社名である 「たすく」は,英語表記の頭文字を取ったものです。
TASUC <Total Approach Support Union for Challenged Children and their Families>
「本人とその家族が一貫性と継続性のある支援を受けられる共同体(の構築)」
*挑戦者たち(チャレンジド)とは「障がい」のある人たちを指す新しい呼び方です

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